2019 ベスト・映画

毎年やってるけど、今年は過去イチでみてる本数が少ないかもしれない...
数えてみたら27本だった
たるんでいる...来年は気を引き締めていきたい....

27本でベスト10だと3本に1本がランクインする計算になるが、まあ....

まず最初に、エンドゲームは2019年はおろか、10年代を語る上でも外せない1本なのは間違いないわけだけど、この作品はもう単体でどうのこうのみたいな話が全くできない映画なので殿堂入りにすることにした
メイキングなどをみるために盤を買ったんだけど、終盤のビッグ3vsサノスのシーンとか「On your left...」からのくだりをみるだけで脳から汁がドバドバ出るので、落ち込むことがあったら一旦エンドゲームのこのシーンをみて元気を出すのが2019年だった
ナタクリのくだりとか、キャップがハンマー扱えるのは百歩譲ってわかるとして、電撃でるのはちゃうやろ!!とか単体の映画としてみようとしても気になるところはありまくりなんだけど、ええねん細かいことは!!ってなる
ちなみに、スカイウォーカーの夜明けでも電撃ビリビリではぁ?ってなったので半年に1回のペースで電撃に文句言ってる

エンドゲーム殿堂入りからのスパイダーバース1位ってすげーバカみたいなランキングかもしんないけど、初回みたときは嗚咽が止まらないほど感情がもってかれたし、いろんな上映形態(吹替とか、Dolby Atomos とか)で何回もみた
ソニーにはいろいろな気持ちがあったし、え?アニメで?しかもスパイダーバースを?と不安8割期待2割ぐらいの気持ちでいた過去の自分をぶん殴ってやりたいぐらい素晴らしい出来

↑のポスター、ジェームズ・マカヴォイだけ3人いてじわるけど、ジェームズ・マカヴォイがあんだけの人格を演じ分けられてて、しかも何を発するわけでもなく、そこにいるだけで今誰なのかがわかるというあたり、役者って改めてすごいなーと
スプリットの最後でブルース・ウィリス出てきて「へ!?!?!」ってなってから数年、期待半分不安半分だったけど、完全にカマされてしまって「シャマランありがとう、ありがとうな...エアベンダーとかアフターアースで散々イジってきてスマンかったな...」となった
ヴィジットスプリットミスター・ガラスで10年代のシャマランが終わりよければ全てよし的な仕上がりになった感がある

ブルース・ウィリスが大人になった息子とビジランテ活動してるシーンだけでも泣きそうになっちゃった
「信じることで世界は変えられる」というのがシャマランからのメッセージだと受け取った
プロダクションがややこしい感じだったせいか、パンフがなかったのが少し残念、インタビューとか読みたかったなあ

スター・ウォーズはシークエルが完全に蛇足なことが確定したわけだけど(スター・ウォーズ シークエル大反省会)、スター・ウォーズと同じくらいキレイにオチていたトイ・ストーリー3の続編なんて絶対蛇足にしかならんやろ!!とおもっていた自分もぶん殴ってやりたい素晴らしい出来だった

上位作はナメてたやつばっかで、いかに自分に選球眼がないかというのを思い知らされてきてるのだけど、このジョーカーもご多分にもれずナメていた
ノーランダークナイト3部作の陰が未だに色濃い現在、むちゃくちゃやりにくい役であろうジョーカーというキャラクターなのに、それをホアキン・フェニックスがやるって、なんじゃそりゃ?ってずーっとおもってたんですけど、ヴェネチア国際映画祭から旗色が変わってきて、もう公開されてからはもう最高でした

シャザム!とアクアマンは結構接戦だったんだけど、予告でシャザムファミリーは出ない感じなのかしら?とおもってたところに~というところにもってかれてしまったのでこちらに軍配を上げた

ありがとうジェームズ・ワン!結構ハイファン気味のこの世界観を映像に起こしてくれて...!!という感動が一番だった
モモアさんのハマりっぷりもなかなか

世界最高のハゲとハゲがサイボーグイドリス・エルバと激突する!!

蜜蜂と遠雷(映画版) 感想 (ネタバレがあります)に書いたけどピアノになんともいえない感情があったことを思い出させてくれた映画だった

9位 CLIMAX
絶対に LSD はやらないぞ!義務教育で子供にみせるべき!!フランスが誇る映画!!!

アイリッシュマンよろしく、淡々と1969年のハリウッドが描かれているだけっちゃいるだけ
みてる間はそんなにピンときてなかったけど、マーゴット・ロビーシャロン・テートの映画を劇場でみてるシーンよかったなあ...


改めて振り返ってみると今年はアメコミ当たり年だった DC もいろんな角度からいいやつ出してきたし、MCU はもちろん、シャマランまでこっちに振ってくるとはおもってもみなかった