TikTokの発明:起動すると始まること

TikTokの発明:起動すると始まること

最新型ソーシャルメディアとして語られるTikTokだが、ある意味では、ニュースアプリに近い。SmartNewsのトップページは、かつては誰が見ても同じだったが、最近はパーソナライズされるようになった。その延長である。そもそもTikTokを提供するBytedanceはニュースアプリToutiao今日头条)、TopBuzzで成功した企業だ。
TikTokを見ていて思い出すのはTinderのことである。Tinderは出会い系という、なんともコミュニケーションコストのかかる仕組みを、左右のスワイプにより極端に簡略化した。特になにか選んだわけでもないのに、どんどん溢れてくるコンテンツ(というのは人間のことだが)を、どんどん消費していく感じ。
もちろん、昔ながらのフォローモデル、あるいは時系列モデルが良かったという意見はあるだろう。情報はただ受動的に与えられるものではなく、能動的に探索するものであるべきという気持ちもある。
しかしアプリ市場も過当競争となったいま、今後はこれくらいのおもてなしがないと使われないのだろうな、と思うのも確かだ。結果、スマートフォンはどんどん「スワイプで切り替わるテレビ」に近づいていくのである。

かなしいね