民芸運動

民芸運動
ボケた感想しか書いてなかったんだけど、柳宗悦の活動にグッときた
自分の見出した概念というか、なんかそういうものに名前を付けて、膾炙させるって最高の人生だな
ひねくれてるのでオレがおもろいとおもってるってことは世間からのウケはよくないんだろう的な感情になるんだけど、少しでも世界に、他の人にわかってもらえるように努力はしないといけないのかなーと
ただ、生涯をかけてコレを広めたい.....!ってなるに至ったものは未だないかなあ
日本語ラップなんかは、ヒップホップというカルチャーをいかに日本に翻案するかってとこが先人たちのがんばりだったんだろうとおもうけど、それにしてもアメリカのヒップホップにこれだ!!ってなったのはすげーなと
カントが哲学のマスターをとったのと同じ歳になったけど、これだ!!ってのはまだないなあ
ただ、若かった頃は哲学をやるマインドみたいなのがまるで理解できなかったけど、歳くってきてソクラテスアリストテレスの心境がわかる.....とまでは言わないけど、なんかこう、世界を抽象化してその真理に迫りたい、みたいなマインドがわかるようになってきた
っていう話をフレとしてたら、オッサンになってくると記憶容量に空きがなくなってくるから、容量を圧縮するために抽象化というプロセスが必要になってくるのでは、みたいな話に展開して楽しかった
特に古代だと、現代のようにこうやって書いて残すコストも高かったろうから、なおさら抽象的に捉える必要があったのではないかなと
ウダウダ話すよりも「無知の知」って一発カマしてやればこうして後代まで遺るわけで
ただ、この圧縮アルゴリズムは不可逆で復元がバラバラという難点を抱えているわけだが....
プログラミングずっとやってるじゃんとか、ウェブずっとやってるじゃん、みたいなことは言われるんだけど、なんかそいつらは自分にとっては道具でしかなくて、大工さんでめっちゃカンナとかに凝ってる人とかいるのかわからないけど、興味があるのはあくまで何を建てるかで、ノミとか使いやすいものに入れ替えておいたりはするけど、そこからマイ最高ノコギリを作ろう!とはならんなという
手段が目的化しちゃうな〜という