session 陰謀論の回

ゲストは秦正樹さん
sessionのゲストにたまにある、研究者気質で断言を避けながら慎重に言葉を選んで話される人
政治学やってると、やっぱり滅多なことは言えないよなぁ、と改めて
最後のセクションで、対策について話されていたけど、日々の情報に対して常に原則論とか原理論で立ち向かうのは難しいのではないかと感じた
特にQジェフリー・エプスタインの件があったが故に燃え拡がったとおもっていて、あんなことが実際に起きていたと知ったら、そら価値観も歪んでしまうよなぁ、とか
我が国でも統計の改竄とかあって一体何を信じれば...みたいなところはあるかもしれないが
例えば、ミャンマークーデターをとっても西洋社会の民主過激派みたいな言説もどうかとおもうし、軍政がいいとはおもわないけど無条件に NLD でいいのかは...みたいな....
デモクラシー古代ギリシアの衰退と共に衆愚政治を意味するようになったそうだが、ドナルド・トランプボリス・ジョンソンを選出して元々の意味の通りになってしまったのではないか、とかおもってしまう
ロヒンギャの問題でミソがついた印象だが、ロヒンギャの話もウイグルの話もクルドの話も、悲惨だなあなどと同情することは簡単だけど、じゃあ彼らのために何かをしましたか?と問われると何もしていないし、何もしていないのは加害しているのと同義ではないですか?と問われると何も言い返すことはない...