Battle of the Year 2022 感想
F1 からの流れでスポーツ観戦おもろいなとおもって
ブレイキンて種目自体も全然知らなくて、評価の項目のリストをみて、競技をみてもどっちもすごいのでどっちがどうすごいかわからん領域ではあったが、漫才の
M1にしてもフリースタイルの
ラップバトルにしても、細かく両者のテクニカルな要素についてわかるわけでもないよな〜と知った気になっていたことを自覚したりした
対する大阪の
モータルコンバットは結構根詰めてやってる感じがしたけど、フローリアーズの方は割とさっと集まってざっと合わせてハイ!本番!みたいなノリを感じて、それが王者の風格なのか…!と
予選に相当するショーケースは
Cheer でもみたようなチアに近い集団ダンスバトルなのに対して決勝のバトルはラップバトルみたいに DJ が曲を流して即興でお互いにダンスを披露するという方式
Cheer みてると評価の項目が厳しいというか細かすぎて、すげえ大変な集団芸やなあとおもったのだけど相手の出方をみて繰り出す演目を変えて競い合うってのは競技性があっておもろいのかなあとおもった
とはいえ、ソロにしてもルーティンという数人または全員でやるやつにしてもある程度仕込みはしてるっぽいので曲の合わせは若干おまけなのかなあ、という感じはした
ただまあ、そこは自分の解像度が低くて
ブレイクビーツっぽい曲がかかってるなー程度なので審査員からしてみたらこのビートにこのフリを当ててくるのはアツい!!みたいなのがあるのかもしれない
Cheer ではかなり明確に縁の下で支えるマッチョと花形の女性たちという構図が鮮明だったけど、ブレイキンではあんまり男女の差異はない感じで、特に若い人は国籍を問わず中性的な顔立ちをしてる人が多い印象を受けたが、それにしても競技人口の問題なのか、チーム内の女性の比率は低い競技なんだなあと感じた
そんな中で、3人女性が入ってるフローリアーズの3人がキメに行くところに月並みかもしれないがグッときてしまった
チーム内のオールドボーイズクラブをまずダンスでねじ伏せないといけないんだもんなあ
個人的にはもっと DJ がいろいろなビートの曲をかけてくれた方が、それぞれのビートに対するアプローチがみれたりして面白いんじゃないかなーとおもった
(その後展開されることは忘れておく)