iOS版のセールでうっかり買ってしまって、睡眠時間を幾許かもっていかれた。
サウンドノベルってことしか知らずに買ったので、チュートリアルでプレイ方法の説明を受けたときはおやまあそりゃあ面白そうだこと!と興奮した。特に終盤なんかはどうやっても主人公たちが死にまくるもんだから、思わず
オール・ユー・ニード・イズ・キルを連想してしまった。この時間にどの洗濯をしても死んでしまう!的な。んまあ、それだけにクリアしたときのカタルシスが結構あって、
シュタインズ・ゲートをクリアしたときみたいな針小な隙間を縫ってやっと到達できた地点のような感じでとてもよかった。
それぞれのキャラクターにも徐々に感情移入していけるようになっていたので冷めることもなかったし、ここ数ヶ月で渋谷の地理はだいたいわかったので主人公たちがどこにいるかみたいなのも手に取るようにわかってニヤニヤしながら読み進められた。ちなみに、ちょっと昔のゲームだったので自分が知ってる場所がちょっとずつ違っていたり、そうじゃなかったりしているところを発見したりするのも楽しかった。主人公たちと共に渋谷を駆け回りながらあーでもないこーでもないと考えながら進めたのも楽しかった。