20250122


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Pacific Drive 感想 (ネタバレあり)
年が明けたら LoL 再開してガンバロ〜とおもっていたのだが、うっかりこのゲームと出会ってしまってすんごい時間を吸い取られてしまった
何らかがあって封鎖状態のオリンピック半島になぜかステーションワゴンで乗り込む主人公ことオレ
まずこのステーションワゴンってとこが良くて、なんか80年代末から90年代あたりってステーションワゴンのイメージがすごいある
ゲーム性を考えると、2025脳だと SUV みたいなクルマで行けよ!! とかおもってしまうが、90年代だしね
個人的にはパジェロみたいな四駆でもよかったが
もしくはトラックだな Olympic Truck Simulator
操作は結構プレイヤーに求められてくる感じで、特にこのゲームを気に入ったのはちゃんとパーキングにいれないと、坂で停車した時に車が転げていってしまうところ
まあまあ序盤にオートパーキングシステムを車に組み入れられるので、中盤以降はさほどストレスなく駐停車できるようにはなる
一時が万事これで、ガソリンはこまめに補給しないと走らなくなるし、バッテリーが上がるとヘッドライトなしで夜道を走るハメになり、詰む
タンクに穴は空くし、クワークでバッテリーが飛ぶし
しかし、だからこそ「もうほとんど走るシャーシだよコレ!!」みたいな状態で命からがらポータルを抜けて帰ってこれた時の脳汁たるや、という
ゲームとしては、このオリンピック半島に車で出動して、物資を集めたらポータルを開いてオートショップに帰る....というのが1サイクルで、PvE (アノマリーと戦いはしないが)のルートドライブゲームといったところか
道中、電鋸を振り回して廃車寸前の車を切り裂いて物資を回収したり、鉱石を採掘したり、バールで化学薬品ラックをブチ破って中身を拝借したり
で、集めた物資で研究を進めつつ、車を強化していって次のステージに進めるように〜というのが一連の流れ
車はそれぞれ5ドア(トランクを含めて)、5パネル(ボンネットを含めて)、2バンパー、2ヘッドライトという感じでそれぞれのパーツを強化したり修理したりしながら進めていく
UX的な面でいうと Abiotic Factor に通ずるような不親切さで、ゲーム的な制約で何やったらいいのかわかりにくかったり(最終盤にLIM磁石を変成器で変換できるようになって気付いたんだけど、変換比率が画面に書いてあって、その分投入しないといけなかった.....道中テキトーに投入してそのまま排出されてきて何??? ってなってた)
あとは、これも AF にも通ずるが研究がアノマリーのスキャンが要件になってるものがいくつもあって、どのアノマリーが解禁アノマリーなのか分からず、最後までパネルはスチールで運用してた(再生機でひたすら装甲パネルを再生していた)
ストーリーは、いかにも低予算ゲームって感じのボイスオーバーのみで話が進んでいくタイプのやつ
テイストとしてはすごい好みのやつで、やらかした年寄りたちのワンスアゲインって感じで、トバイアスが身を挺してゲートを開いてくれた時は「トバイアス〜〜〜〜〜!!!」ってなったりした
基本的にはアランとオピー、トバイアスとフランシスの2-2のわだかまりを解くって話で、大オチとしてはオピーがついにアランの忠告を受け容れて、半島を去る決心がつきましたよ、という
オピーにしてもフランシスにしても、研究を生業とする者の哀しみのようなものを背負ったキャラクターで、自分の気持ちとしてはトバイアス(や、もしかしたらアラン)に近いので結構複雑な感情であった