2016 - diary.jgs.me

去年も書いたつもりでいたけど、去年の今頃はアウト・オブ・インターネットで全然何も書いてなかった。今年はイロイロあったが、全体的に「終わった」一年だった感が強い。(ここは特に深く書かない)

映画
今年ベストどころか10年代青春映画ベストといっていい最高傑作。みてすぐ猛烈な熱量で感想を書きなぐっていた。- > http://diary.jgs.me/post/141962262769

界隈の猛烈な盛り上がりっぷりに圧されるようにしてみにいったらとんでもない大傑作だった。感想 - > http://diary.jgs.me/post/153865888144

下馬評では散々な言われようだったが、ポストギャレス版の2016年に東宝が、そして庵野さんが「これがゴジラや!!」と叩きつける全く新しい怪獣映画だった。エヴァ巨神兵オールナイトした時の感想 - > http://diary.jgs.me/post/149563290574

日本でこんな面白いジャンル映画であり、ゾンビ映画が作れたのか!!と大興奮だった一本。冒頭のあれよあれよという間に現実が崩壊していく展開のテンポのよさ、有村架純ヒロイン感大泉洋がロッカーから脱出するのをシミュレーションするシーンの映画愛などなど、書き尽くせない魅力が詰まっている。

この映画が初綾野剛だった。今年は「怒り」での妻夫木聡との絡みが最高だった。王道のスカーフェイスモノで最高だったし、中村獅童の「はい、こんにちは〜」とか「アマレスだよ!!」とか名台詞が多かった。

アイアムからこのヒメアノ~ルあたりまでがちょうど同時期ぐらいに公開で、日本のバイオレンス映画の復権を感じさせる3本だった。この映画は、森田剛狂気濱田岳童貞感、そしてムロツヨシあの感じが笑えたし、ゾッとした。

今年はとにかく邦画が面白すぎて洋画があんまり、というのが大勢だった中で1番好きだったのがコレ。ここ何年かずっと楽しみにしてきた BvS があんな感じだった傷心のところに、こんな大傑作をブチ込まれて DC 心が打ちのめされた。

8位 ガメラ2(4K版)
劇場で4K版の特集上映がやっていたのでみにいってきた。感想 - > http://diary.jgs.me/post/147653707429

前半の出来がイマイチ、故に全編通して話運びがイマイチっていう欠点はあれど、それを補って余りある後半の「新たなる希望」へ希望をつなぐ命がけのリレーが好きすぎた。

10位 無垢の祈り(爆音)
ちょうど同時期ぐらいに #NetflixGet Down をみてて、同じゲットーでも「音楽」っていう希望があるのとないのでは大きな違いだなあ、とおもったりした。こういうゲットーで救いがないパターンのやつはホントしんどい。

以下手短に。

火星の人 (オデッセイ)
邦題がアレ。元々原作がめっちゃ好きだったところにリドリー・スコットマット・デイモンで少し不安だったのを吹き飛ばす素晴らしい会心作だった。どんなに絶望的な状況だって、技術とユーモア(あとダンス・ミュージック)で乗り切れるのだ。

Sully (ハドソン川の奇跡)
これも邦題がアレシリーズ。感想: http://diary.jgs.me/post/153865888144

二階堂ふみ福山雅治のバディ感。




キアヌが痛めつけられるのがツラすぎて帰ってからジョン・ウィック見返した。

この辺で勘弁してくれー。


相当久しぶりに吹替映画館でみたが、いいバナナマン映画だった。


2に比べると…。

菅田将暉小松菜奈の素っぽい雰囲気。

冒頭であっさり片付く俺こと山田孝之

冒頭で「2012」を超えるディザスターシーンを創造できたエメリッヒに敬礼!!

邦題がアレシリーズ。




以下省略。

漫画
今年はたまたま見つけた駕籠真太郎さんがツボで特に「かすとろ式」「大葬儀」「フラクション」がよかった。アメコミだと「ハーレイ・クイン: ホット・イン・ザ・シティ」がお気に入り。

コンテナ物語」「綿と木綿の歴史」「月をマーケティングする」「恥さらし(日本で一番悪い奴ら原作本)」などなどノンフィクションをよく読んだ一年だった。

音楽
今年よかったアルバム:

ベストMV部門:

仕事
去年は泥臭い JS を書いてたのが嘘みたいに大規模モダン JS スタックで開発できるようになったが、半年は臥薪、半年は嘗胆みたいな感じでなかなかしんどかったが、やりきった。

December 31st, 2016 1:55pm