2012年私的映画ランキング - blog.jgs.me

今年自分がみた映画を勝手にふりかえる記事は今年で4年目です。評価基準は「自分が面白かったかどうか」です。今年みた映画なので、今年公開の映画だけでなく旧作を大量に含みます。
昨年( I am Electrical machine: 2011年私的映画ふりかえり )の覇者は「くもりときどきミートボール」、一昨年( I am Electrical machine: 2010年私的映画ランキング!!! )は「インセプション」、一昨々年( I am Electrical machine: 2009年今年観た映画ランキング )は「僕らのミライへ逆回転」でした。せっかくなので読み返してみたんですが、なんだかすごい恥ずかしくてウオーってなりました。

100-81位
あまり好きじゃないなあ、という類。
フェイクドキュメンタリー。がんばったんだけど、オチも微妙だし、それ誰が撮ったの?みたいなシーンあったりとかして残念。
予告編のときからわかっていたことだけど、設定オチ映画。
ふたりの掛け合いとかはおもしろかったんだけど、なんともゆるっとした感じだった。
アニメ版の時をかける少女しかみたことなかったのでみてみたのだけど、うーん。
インド映画。なんでもアリなのは面白いけども、アタック・オブ・ザ・キラートマトみたく途中から飽きる。
前作を正統進化させてスケールアップしているが、前作の面白くなかったところもしっかりスケールアップしていて。
バイブどうこうの話が面白かったらしい。(参考: I am Electrical machine • カナザワ映画祭2012XXXに行ってきました )
ゾンビランドとショーン・オブ・ザ・デッドを足して2で割ったようなキューバの映画。
おっぱい!!!!ホモ!!!!!!!!(参考: I am Electrical machine • カナザワ映画祭2012XXXに行ってきました )
どこがイマイチだったのか忘れたけどイマイチだったような。
海外のヤンキー女子校映画。要所要所でかかる曲いいし、おんなのこたちが団結してがんばる感じとかもよかったんだけど、過程の描き方とかが雑。
ウルグアイの文化が終始よくわからなかった。
サンタがどうのこうのっていうやつ。フィンランドの言葉はすごく心地よかった。
ムカデ人間の先頭のひと目当てでみてウーンって感じ。
実話ベースのフセインの影武者のはなし。まあまあ。
ケッチャム原作のやつ。原作中学生の頃に読んで(こんな中学生いやだ)衝撃をうけたものの、映画は普通。
風早キュンと真田くんの激アツぶりを貞子a.k.a.多部未華子その他が邪魔する映画。
アルティメンタムの裏話ということだったけど、いまいちアルティメンタム自体そんなに細かくおぼえてなかったので細かいところはわからなかったもののアクション映画としてはまあ面白かったので、ホークアイさん主演で普通にアクション映画とってほしかった。
やったぜおれたちのワイスピ!もうなんだかわけわからんところまでいってしまったけどメガおもしろかったぜ!!!(最大限の賛辞)

80-61位
面白いっちゃあ面白いけどなあ、ぐらい。
エクソシストのやつ。アンソニー・ホプキンスが元気そうでなによりでした。
エリが好きだっただけに、このリメイクにはガッカリ。とはいえ、クロエ・モレッツに免じて赦しました。
かわいそうな主人公ふたりにバカな大学生が勝手に死ぬ映画。
中年とロリが社会のゴミをぶっ殺す映画。ちょっとアメリカの文化に疎くてわかりずらい部分とかあった。
トム・クルーズが3Dだぜやっほい!とやたら高いところから落ちまくる。
オッサンがうまいこと言ってロリにしゃぶらせる。(参考: I am Electrical machine • カナザワ映画祭2012XXXに行ってきました )
飛行機のVODでみて、ウォンテッドよりは面白かったかな・・・というぐらいです。
狂気の変態短編。映画を撮りたくなりました。
韓国語の罵詈雑言が飛びまくる不器用な映画。
園子温はーーーーーーーー、って感じ。(参考: I am Electrical machine • カナザワ映画祭2012XXXに行ってきました )
まるで舞台をみてるような、そういう感覚の白黒映画。
洞窟こえーっすわ。
3Dでみたらおもしろかったんだろうな〜とおもいました。そういえばタンタンってこういう感じだったなー。
怒らせちゃいけない奴を怒らせちゃった!映画
おもしろかったし、アクションとかもすごかったけれど、韓国に入国した途端やたら強くなったりするのはなんなんだろう、ってとことかいろいろウーンだったり。
俺の好きな映画100本。いつかぶん殴られるときのために考えておこうとおもいました。
AKB48のドキュメンタリー第一作。すごくエモーショナルな部分もあるものの、全体的にはテンポが悪い感じ。
いつものステイサム映画。
人格が人間として見える、っていう設定は映画にしかできないことだしすごいなあ、と感心した。そしてしっちゃかめっちゃかの最後は観客もどうすればいいのかわからない。

60-41位
まあまあおもしろいとおもいます系。
映像は綺麗だし、演者たちもいい演技をするけれど、ストーリーが複雑すぎて脱落したのでいつかみなおしたいです。
タイヤちゃんに感情移入できる稀有な作品。
ハイパードラッグ映画。
ハングオーバー!の続編。あいつらがキャッキャしてるだけでこっちも楽しくなっちゃうゼ。
おじいちゃんが、がんばる映画。
伊坂幸太郎映画は苦手だなあ。
ウルヴァリンのエピソード・ゼロ。手堅く面白かったです。
ダークナイトライジズの比較としてみてみたら、非常に興味深くみれました。
園子温はーーーーーーーーー(二回目)
おもしろいんだけど、テンポが悪いし長い。
前作のスタローン「がんばったァ!(ドヤァ」感が薄れて、うまいことまとまったんだけど、俺たちはそういうのを求めてるわけじゃないしなー。
月面からナチが攻めてくるぜ!風刺ネタとかおもしろかった。
ルパン、やはりおもしろい。
隻眼のねーちゃんがぶっ殺しまくる。スローモーション演出が笑える。
いつものハスブロ。
どうせ地雷なんだろー、って気分でみたら、綾瀬はるかにもっていかれた映画。綾瀬はるかってなんでもやってくれるしいい人だ。
話題の桐島。なかなかみれずにいて、今年はもうダメか、と諦めていたら飛行機のVODでみれた。年明けから京都で上映決まっているのでもう一度みにいこうかと。
なかなかよくできたPOV。
前作のウィットな笑いを廃して全てにカタをつけた。西田敏行さんがあんな悪いとは思ってもみなかった。
へんげで一目惚れした大畑創さんの作品。大変おもしろかったです。

40-21位
おもしろいよ!
ホモい友達がいるっていいなあ!!!
スタイリッシュな犯罪映画は好きですよ!もう!
シンジ「なんだよQって!!!」
武井咲がボコられるいい映画。
サウダーヂ。富田克也ナイトでみて、ウワー!ってなりました。FURUSATO 2009はサウダーヂの準備版のようなものだったので、同じ扱いにしました。
これも富田克也ナイト。あの映画祭で一気にこの人のことが好きになりました。
すったもんだの末のリブート。ちゃらいっすね。
フィクションとして楽しくみれました。
いいパニック映画。
富田克也ナイト。ドラッギーな演出すごい。
X-MENのプロフェッサーとマグニートーの前日譚。大変おもしろかったです。
ドニー・イェンかっこいいいいいーーーー!!!
ウォン・ビンかっこいいいいいいーーーーーーー!!!!
最近のヴァンパイア系映画のカウンター映画。好きです。
うおおおおおおうあああああああああ(悶絶)
トム・シックスうおおおおおおおおおお!!!!!!
ブラピ見たさでみてみたら、大変よい作品で、静かなエモーショナルが沸き上がってくる感じ、すごいよかったです。
こういうホラー大変苦手です。(でもみちゃう)
園子温うわーーーーーーーーーーー

20-11位
めっちゃおもしろい!!!!
007はカジノ・ロワイヤルからのにわかなんですが、それぐらいでもわかりやすいオマージュもおもしろかったし、ストーリーも楽しめました。
コリン・ファースの吃音演技すごかった!これが役者なんだ!って。トム・フーパーもすごい。
近親相姦シーンもさることながら、ラストのリアル瓶詰めシーンは心底笑った。
大傑作。
あるてぃめっとレイザーーーーーー
見返す度に好きになっていくタイプのスルメ映画ですね。
欠点指摘してるひと、たくさんいるけれど、僕はこの映画がすきです。
ざわざわ、ぞわぞわする、イヤーなスリラー映画。
アクションシーンの度に息が止まって大興奮でありました。
AKB48のドキュメンタリー映画二作目。一作目の反省点をしっかり補ってきて、ノンフィクション風のフィクションを作り上げ、そしてアイドル映画に徹しているところに好感をもったし、エモーショナル演出がハンパない。

101-122位
サイテー、嫌いな系列。
パイレーツってこんな話だったっけ?
粋じゃねえ!
いつものシャマラン(褒めてる)
いつものエメリッヒ(褒めてる)
どこが…面白い…のでしょうか…
面白くなかった
酷かった
見返すと意外と面白いぞ #20190526
PA3はまだ許せる
POVを捨てる暴挙に出た本家REC。でもまあ、まだ、いや…
ドラッグだった
画的には面白かったけど、あれだけの尺をこれで埋められないなって
エロくないしよくわからなかった
誰が誰かもよくわからないし、えれぴょんあんまり出てこないし
このクオリティなのはわかっていたけれど、仲村みう先生の出番が少なすぎる
酷い。酷すぎる。今年1番の金返せ映画。なんで3Dでみたんだろう。神よ!!!
冒頭からPOVじゃなくて「俺は今…RECをみているんだよな…?」と混乱した。その上死ぬほど面白くない。
登場人物全員イライラする。
PA2はもはや許せない領域
まだ笑えるひどさ。
これもまだ笑えるクソさ。
上ふたつと比べても目くそ鼻くそだけど、これは話もクソつまらないし観客をバカにしたような演出ばかりだし、綾瀬はるかパワーをもってしてもクソすぎる。

10-1位
大好きだー!

イェーイ!!!鈴木則文!!!サイコー!ヒューーーー!!!

009よ、これが超能力チーム系映画だ!まあいろいろ欠点はあれど、最後の大取回しがサイコーすぎた。IMAX3Dでみれて本当によかった。

前後編あわせて。アニメ版みた上でみて、劇場版にするだけの価値はやっぱりあったし、制作もそれに応えるクオリティで仕上げていて本当にアニメってすごいなあ、と思った。それから、まどかママがすごく好きになった。

Qと合わせるのが癪なぐらい巨神兵の出来は凄まじかった。見終わったあとに、全て特撮だと聞いて心底驚いた。そして、本編中に気付くべきだった「言葉: 舞城王太郎」も最高で。

ああああ!恋愛ってこうだよな!痛い!すごく痛いんだよ!!!最後のシーンであまりの居心地の悪さに絶叫した。えれぴょんうわァァァ!!!

おれたちの童貞映画!!!ブチアゲ!!!

イーストウッドすごかった。

これが映画納めだったのだけれど、みれてよかった。いいドロップキックシーンのある映画は素晴らしい!それから、選曲もファンタスティック。おんなのこたちがキャッキャしてるの、世界共通でずっと見ていられる。

2. 悪の教典(劇場)
マグニフィセ〜〜〜〜〜ント!!!!三池崇史が日本に生まれてきてくれてよかったあああああ!!!!そして、メインキャストの一部が完全にヒミズ!!!海猿のケツ目当てできたであろう周りの客が困惑している中スタンディングオベーションだった!!

前半はずっとグラン・トリノがベストで、それが悪の教典ですっかり舞い上がってしまって、今年は4年目にしてはじめて邦画がトップありえるな!!なんて一人でおもっていたら、とんでもないものみてしまって、それがこれ。
この映画で1番驚いたのは、実際には出演時間が少ないお父さんが、いいお父さんだったんだなあ、ってみていておもったこと。そして、あんな父親になれたらいいなあ、って。この映画を10年前にみたら全然違った感想抱いていただろうし、もしかしたら10年後みたらまた違う想いを抱くだろう。改めて映画ってみる人によって感じかただとか、考えることも違うんだろうなあ、でもそれでも観客に対してなにかメッセージを伝えられるっていうのはすごいなあ、と震えるぐらい思った。
終盤のお母さんの告白のシーン、もう涙でSurface(地下鉄で下校中にみてた)が見えなかった。
とはいえ、作品の性質がデリケートなのでアメリカのひとがみたらどう感じるのかはわからない。僕は当時小学生で学校いくために朝起きたら、ビルに飛行機が突っ込む映像が流れていて唖然としたことをおぼえている。ちょうどオスカーくんと同じ年代だったので、ああいう経験をしている同世代がたくさんいるとおもうと、なんだかやるせなくなるわけでもあります。

総評
今年は122本。毎年恒例のカナザワにも参加できたし、今年から京都に住んでいるので、いろいろな映画祭に参加できて恵まれた一年だった。来年もいい映画をたくさんみたい。

December 31st, 2012 9:13pm