革命、技術
革命、技術
ISが短期的には瓦解してしまったとはいえ、あそこまで勢力を急拡大できたのは
インターネットがあったお陰だろう
技術がまずあって、それが統治技術として発展し、革命という急進的な形でそれが噴出することもあれば、じっくりと体制が取り込んでいくこともある
有史以来、統治技術の最たるものは暴力だろう
現代においても、国家は暴力を独占することでその権能を保っているとおもう
しかし、技術の発達によっていよいよ暴力に依らない統治ができるようになっていくのかも?という気持ちが少し芽生えてきた
ペンは剣よりも強しとは歴史上何度も指摘されてきたことだけど、それはやっぱりペン側の主張なんじゃないの、という気がしていて短期的に見れば剣に屈してきているとおもう
で、剣がどうして統治の源泉になるかというと、人間に恐怖という感情があるからだとおもう
なんで恐怖があるのかというと、肉体があるからだとおもう
故に肉体的な限界を克服することができれば、より効率的な統治が叶うのではないかと
そして、それは技術によって成るのではないかと
己の
ゴーストを数値化することができれば、
ブラックミラーでもあった(男女の恋愛を何度も実際にシミュレートして成功する確率を出す、みたいな回)ようにシミュレーション空間で試行することができるようになるので自由意志と信じているものを突き崩すことができるのではないか
または、
PSYCO-PASS のように色相によって全体最適になるように構成員がアロケーションされるみたいなシステムが成れば、システムに従うことが部分最適にもなる〜みたいな
利便性の前では、人間はなんでも差し出してしまうのではないか