身体を張ってコードを読む - diary.jgs.me

いまの仕事は、モリモリプロダクションのコードを書くというわけではなかったり、それぞれのスペシャリティに依って言語やプラットフォームが違ったりしていて結構特殊な状況にあるとおもっている。
その弊害か、あまりきっちりレビューをしたりということがあまりなくてそのせいかクソコードが混入したりすることがあって、それが時折大きな問題を生むことがある。レビューしろよって話ではあるんだけど、現在の状態ではその優先度があまり高くないという話である。とはいえ、問題が起きたときにはもう個々人どうのこうのとは言っていられないので、普段読み慣れない言語であってもとりあえず読んで動きをトレースしたりする。それで問題に気付くことも多い。
その甲斐あってか、チーム内でもコードを読む習慣ができてきている実感が湧いてきているし、OSSのコードにパッチを当てたりということが浸透してきているように思えてきた。とても喜ばしいことだ。
厳しい環境や状態であっても、きっちり身体を張ってやるべきことを粛々とこなしていれば、自然とそれが伝搬していいサイクルが生めるとおもった。
ちなみに、このクソコードリーディングスキルもといコードリーディングスキルは某バイト時代に会得したので、万事塞翁が馬というか災い転じてというか。

August 28th, 2014 12:12pm