置き薬 - diary.jgs.me

しばらく予定がなかなか合わなくて定期チェックされていなかった置き薬がようやくメンテナンスされた。今日はおっちゃんがきて、チェックしてもらってる間に世間話をしていた。通ってる大学の話のあとに、「高校はどこなので」という話になったので「高校じゃなくて高専だったんですよ」という話をした。いつもなら、高専の名前を出すと説明しなきゃいけなくなる場合も多々あって面倒だから言わないんだけど、なんとなく今日は話をした。そしたら、おっちゃんの息子さんがちょうど今年から高専に通い始めたそうで、寮生活をしているんだそうだ。おっちゃんは「やりたいことがあるんじゃ〜」って家を出て行ってね、という話をしていたけれど、僕はそうやってやりたいことに向かって行動を起こしているひとは好きだし、しかもそのフィールドとして高専を選んでいてとても好感がわいた。
妙な縁でしばらく話していたけれど、補充なども終わっておっちゃんを見送った。そしたらおっちゃんが戻ってきて、おやなにか忘れたのかしら、とおもったら、咳をしていた僕を見かねてかなんかすごそうな滋養強壮剤と風邪薬を持ってきてくれてすごく嬉しかった。
置き薬には何度も助けてもらったし、とてもいいシステムだとおもう。
僕なんかは、どっかり椅子に座ってシステムを考えることでお給をいただいているだけだから余計にかもしれないが、寒い中外を回っているのすごいとおもう。初対面の相手に細やかな気配りもできるのもすごいし、そういう人間が会社というシステムと顧客という人間のインターフェイスとして機能しているんだな、となんとなくおもった。どんなにオートメーションしても、最後は人間なんだなあ、と。

November 17th, 2013 1:56am