生なめんなよ1989

まあタイムフリーで聴いたので生ではないけど
宇多丸さん緊張してるのか、新曲だからなのかギリギリでフフッてなったりした
西原商会さんのリミックスも、ヌケがイイ曲だなあ、くらいにしかおもってなかったけど、パンデミックが直撃した外食産業、そして多くのエッセンシャルワーカーへ、というのは気付いてなくてグッときてしまった
そしてなんといってもハイパヨがゲストってことは〜〜!?っていう
そんなんもう泣いちゃうって…
ライブコーナーゲストの時に江崎さんきてたよねえ、みたいな話してて、そうだ俺その回聴いてたわ…となって、改めて江崎さんの存在をリフレインした…
なんとなく、死人に口無しじゃないけど、あんまり商業的に死んだ人のことを扱うのってどうなの?ってのをブラックミラーみたのもあって、感じていたんだけど、一番最悪なのは忘れ去られてしまうこと、触れられないことだとおもった
AI美空ひばりとかさ、遺族の許可とってやってたのかは知らないけど、どこか琴線に触れるところがある
生成で故マイケル・ジャクソンのありそうな曲ってのを作れるようになっていくんだろうけど、死んだ人のことを慮るとどうなんだ?っていう
死んだ人が死後どう感じてるかはアフターライフの話になるのでしてもしょうがないが、それは今を生きるヒトが死んだ時にどうなるかという面で、真剣に考えないといけないとおもう
例えば、技術的には俺の肉体に関するデジタルデータはいろんなところに転がってるので、それらを基に児童俺を生成して、それを虐待するスナッフビデオみたいなのを生成する的なことができるようになっていくとおもう(もしかしたらアングラではそういうことがガチでやってそうだけど)んだけど、生きてたら当然やめてくれよーって話になるけど、死んだ後にそういう風に扱われる可能性がありますよーって言われて、はいそうですか、とどれぐらいの人が受け止められるんだろうか
ただ、これはワースト寄りのシナリオなので、例えばすっかりベクトルデータ化された俺が、この Scrapbox を俺っぽい文体やテーマで書き続けてくれるんだったら、それはまあそれでいいのかなという気もしなくはない
軽々に俺なんかが RIP とか言っときゃいいとはおもわないけど、少なくともハイパヨの2人はバースにする権利はあるよね
ワカンダフォーエバーなんかは受け止めが今でも難しい作品で、チャドウィック・ボーズマンさんのお葬式を劇場のみんなとできた体験は忘れられないし、それだけで価値があったとおもう
ディズニーチャリティーでやってますよんみたいな立て付けだったら、非常に素直に悼むことができたとおもうけど、映画館でかかる商業作品として作られているのはどうなんだろう?ってとこがモヤモヤしてて、しかし、それにしたってセットにせよ衣装にせよ、脚本にせよ、なんでもコストはかかってるわけなんで、それに対して対価を払うことは当然だとも感じる
じゃあ、なんのテーマだったらいいの?って話になるけど、それは線引きの話になっちゃってスジが悪くなるので微妙そう
他には、ワイルド・スピード SKY MISSIONポール・ウォーカーさんの最期にガチ泣きしたものだけど、あそこで半端に生きてそうなオチにしちゃったので、その後のシリーズできそうでこない奴みたいなポジになっちゃって、それはそれでブライアンじゃないだろ!!みたいな
おそらくこの作品に関しては、ウォーカーさんがかなり撮影も進めていたわけなので、当然公開までこぎつけられてアストラル体のウォーカーさんも喜んでくれているのじゃないかな....と邪推はする
もちろん最後まで演じきりたかっただろうけどね...
..........とまあ、ウダウダ述べたわけですけど、4人のマイクリレーにはマジに泣きました