改めてこれからのエンジニアリング
改めてこれからのエンジニアリング
毎年恒例(?)の
asonas さんと納会をやって、徐々にスキーマレスの世界になりつつあるって話で合致したのでスナップショットとして書き残しておく
自分の職種は
JSON色付け係と揶揄されるようなドブ浚い仕事なのだが、とはいえステートフルの世界で非同期処理を並列にやるっつーまあまあムズいメンドい仕事してんすよ、というポジトークがこれまでの常だったのだけど、だんだんこれが
JSON じゃなくなってきたってのが2024年だった気がする
プロトコルがだんだん
自然言語になってきて、API から返ってきた自然言語と機械語の合いの子みたいな奴に色付ける機会がぼちぼちあって、潮目を感じた
いろんなところでホワイトカラーこそ AI を恐れるべき、みたいな論に「はいはい現代の
ラッダイトね」つってお茶を濁してたんだけど、まあ.....正直正視できねえから逃げているというフシはややある
実際のところ、
ターミネーターみたいに機械が人間に反旗を翻して核のボタンでも押してくれればハナシは簡単なんだけど、そんなことよりもよっぽど癇癪を起こしたロケットマンか老い耄れが核で威嚇しあう世界になるんだよなあ....という方が現実味がある
よく昔の人は
電子レンジを恐れていたっていうのを聞くけど、経験的に電子レンジで死にかけたことはねーので(よっぽど車に轢かれた時の方が痛かった)まあ大丈夫かっておもってるだけで、冷静に考えてマイクロウェーブで....って
オーパーツか!?ってなるぐらい理解には遠い
わかったフリはできるけど、わかれる気はあんまりしない的な
似た感じで、今のところ直接的に生成で害を被ってないのでまあダイジョブかなって精神状態でいてるけど、本当に自分の金主が人間よりも機械の方が経済効率性が高いって判断する日がくる可能性は全然あるわけで、そうなった時に「な、なんだってー!」をしても時既に....ってことがあるんだよなあ~........ということはとにかく考えないようにしている
スターリットの
最上静香のコミュで、最上のアイドルへの熱意がよくよく伝わってきたのだけど、翻って自分にそこまで熱意のある何かがあるかというと別にそういうわけでもないしなあ....となる(n年ぶりn回目)
これまでいわゆるバックエンド、サーバサイドってやつは現実世界の現象とか、アクターとか、そういうのをモデリングして、リレーションを定義していくってのが根本的な思想だったとおもうんだけど、それがかなり崩れてきていて、データストレージに自然言語でもバイナリでも、なんでも放り込んでおいて、あとはスキーマレスにエージェントがクエリする、っていう世界観に結構なってきている感じがする
んでもって、ないデータは吐けねえがこれまで制約としてあったけど、ないモノに関しても「それっぽいモノ」を出すことができるようになってきて、我々が今まである程度最低限として線引きしていた厳密性や正確性について、かなりの物事において実は人間の官能としてはそこまで厳密だったり正確なモノは必要としていなかったのかもしれない.....みたいなことの理解が進んできている感じがする
HTML にしてもマークアップ言語としてのセマンティクス(...は、個人的には開発者のエゴだとおもっているが)がいよいよ意味を為さなくなってきて、クエリしてくるエージェントに対してどう伝えるのがベストか?みたいな現代
SEOのさらに一歩上のような事態になっていくのかなーと
また、いわゆる高級言語も淘汰されていったりすんのかな~とやや恐怖心もある
機械がこんだけ生成できるようになってきたら、もはや人間が理解可能な人工言語である必要はなくて、例えば
LLVM のバイナリを直接生成するみたいなことはだんだんできてきてるっぽいので、ウェブでも自然言語から直接
WebAssembly のバイナリを生成したらアプリケーションが完成する~みたいな時代が到来すんのかなあ、とか