『喋る言語と書く言語は別ものです』と伝えてきました。法律の条文を扱ううえで、例えば言葉を定義して深く理解するということが非常に重要です。頭の中でなんとなく考えたとしても、それは“考えたフリ”にすぎません。『本当に考えた量は、書いた文字数で決まる』と考えています。『思考』をアルファベットで『shikou』と書いて、iをoに換えると『shokou(書考)』……書くことではじめて本当の意味で考えたと言えるのではないでしょうか。