尺度はなんでもいい

この記事はCA14 2020を迎えよう Advent Calendar 2019 - Adventarの17日めの補填のために書かれた


年末のこの時期になると、ベスト系のコンテンツがではじめる
元々そういうのは好きなので、自分もゆるゆると毎年あれやこれや適当なことを書き続けてきた
Advent Calendar へのカウンター意識みたいなところから派生して、ベスト系の話も、各々のコンテンツがよかった時によかったって書けばいいし、1年つっても結局古代の人間が定めた単位でしかないじゃん、そんな括りで振り返って意味あんの?みたいな意識も少なからずあった
特に、平成が終わるときに平成を総括するようなものが多かったけど、自分は平成3年生まれなので平成を振り返るつってもイコール自分の人生の振り返りでオールタイム・ベストでしかないんだよな〜っておもっちゃって冷めていた
どっこい10年代を振り返るとなると、自分の人生のダイナミクスと重なるところもあって(高専卒業、大学編入、就職など)筆がのる感じがする
人間はナラティブで世界を認識しがちというバグがあるっぽいことに最近気付いてきた
因果論的なもので世界をわかった気になれるのかもしれない
実際は個別具体が乱雑に不協和音を奏でているだけなのだとおもうが
尺度は恐らくなんでもいいんだとおもう
つい最近もフロントエンド周辺技術史観を5年区切りでみていくと理解しやすい、という話を読んで結構納得いくところがあった
その単位はおそらくなんでもいい、1年でも、ディケイドでも、元号でも、世紀でも
区切りをつくることでそこにナラティブを見出しやすくなるんだろう