学生残酷映画祭京都皆殺し編最終日 - blog.jgs.me

イエス!メンヘラ!ヤッホー!キチガイ!先週末から開催されていた学生残酷映画祭京都皆殺し編の最終日に行ってきました。
先週末分
「へんたい」は以前京都みなみ会館で「へんげ」と「大拳銃」と併映されていたとき以来でした。2回目だったので、初見のときほどビックリはしなかったけれど、変態神と童貞のどう見てもホモ絡みしてるシーンや、フェラでアレを噛み千切られるシーンなどなど相変わらず面白かったです。あんた童貞でしょ!童貞!
「へんたい」の前に撮られた作品。「走れメロス」に着想を得ていたそうで、これもホモっぽいシーンがありました。友を救うことを諦めて持っていくアレを飲ませてやるシーン、フェラチオのメタファーなんじゃないかって深読みしたくなりました。
あの子
「ブスとグロならまかせて!」の佐野さん、トークショーでもキャラが濃かった。なにはともあれ、おんなのこに「ブス!」って言い捨てる男はサイテーですね!サイテー!
キレる
冴えないオッサンが若い上司に詰られて、ブチ切れてサイコ化するホラー。あのオッサンが冷静な口振りのにサイコだったり、スコップをガラガラ〜って引き摺る音やスコップの映し方なんかがいかにもな感じでかなりゾクゾクきた。定番のトイレ個室ハラハラだったり、電話ボックスドカーンにもびっくりしたし、ラストのアレもかなりゾワッとした。
Maria
ワッショイ!メンヘラだー!とばかりにメンヘラが大暴走する映画。妊娠しちゃった元カノメンヘラが今カノと元カレを虐殺します。ワイワイ。おおまかなあらすじをカーペンターズにのせて短くまとめちゃうくだりは、メンヘラのいかにもメンヘラ的なメンヘラを発動させているところや、アキラくんがいかにもメンヘラにホイホイ引っかかっちゃいそうな顔をしていたり、アキラくんのケツが拝めたりとかなり笑えた。そこから、元カノメンヘラが今カノを拉致して人間達磨にした挙句、子宮を引きずり出して引き延ばしてアキラくんに食わせる拷問っぷりにはオエー!でした。最後にはスクイズ顔負けのアレを持ち帰る狂気ぶりを発揮していてよかったです。もうね、こっちとしてはね、もっといたぶってくれええ!って感じですよ、だってこれ愛じゃないですか、愛ですよ、愛。電話越しに今カノの四肢を一本ずつもいでいくとか(96時間の拉致されるシーンみたいな!)、眼前で首刎ねるとか、そういうやつみたくなりました。ちなみに、スクイズシーンを撮ってからスクイズを知ったとのことでヤバい監督さん(兼主演)だなあ、とおもいました。次回作も控えているということで、楽しみです。
全体を通して
最終日は平日にも関わらず、かなり人が入っててびっくりした。土日よりも入ってたんじゃないかってぐらいでした。都合3回みにいったけれど、日によって客席の温度に差があったように感じました。シネコンでかかってるような映画でもなるべくあたたかい空気でみたいなあ、っておもうことが多いけれどこの手の作品はより一層その感じが強いなあとおもいました。きっと本家は京都皆殺し編よりももっと盛り上がるんだろうし、行ってみたいです。
それから、こういう映画がかけられる劇場があってよかった。しかもすごく雰囲気いいし。
「残酷」と言っても、血ビシャー!ギャー!ってなる映画から、メンヘラが大暴れする映画、日常にある残酷さを描く映画などなど幅が広くていいなあと改めておもいました。
またこの京都でやってほしいですね。

May 25th, 2013 12:17pm