前田憂佳さんのこと - diary.jgs.me
先日、ふと「ゆうかりん元気かなあ」とおもっていろいろ調べてみた。僕は
スマイレージを「
夢見る15歳」で知った。見返してみると、希望と未来が詰まっていてすごくいい。
スマイレージは本当に楽曲にムラのあるグループで(これはハロプロ全体的にそうか)僕の好みの楽曲がかなり少ない。少ないけれど、いいやつはすごいいいので割とマメにチェックしていた。中でも、ゆうかりんこと
前田憂佳さんは
鈴木愛理さんに続く感じの子でがんばってほしいなあ、とおもっていた。
それでも楽曲にムラがありすぎて、あまり興味が持続しなかった。実際夢見るの後は「
ショートカット」までウォッ!ってくる曲はなかったし、僕の中では「ショートカット」でスマイレージは終わった。なので、ゆうかりんの脱退時は「そっかあ、残念だなあ」ぐらいの気持ちだった。
とのことで、殺人的に忙しかったようだ。
ほぼ同世代だったももクロさんや女子流ちゃんが伸びていく中、なかなか伸びないのは堪えただろうと容易に推察できる。しかも、そういう状況で人数を補強する方へ舵を切ったスタッフに不信感を抱くのもしょうがないとおもう。
ヲタにとって悲しいのは、アイドルにとってアイドルになることアイドルであり続けることが人生の最大目標でなくなってきたということ。いや昔からアイドル寿命は3年といわれてきたが、その寿命とは人気寿命ではなく、3年ぐらいでアイドル自身がアイドルをやっていくモチベーションを保てなくなる寿命なのかもしれない。 事務所の悲しさは、メロン記念日のメンバーは10年アイドルやっていて、解散して契約打ち切ったこと、そしてやめたとたんウェイトレスのバイトをやれなくちゃいけないほど現役時代に給料を払っていなかったこと。これじゃ若い後輩は自分の将来が不安になるよね。 ゆうかりんは白(スマイレージ前田憂佳の卒業(芸能界引退)が発表された) - 獲得された絶望感
メロン記念日ってそういう状態だったんだなあ、と知った。壮絶な話である。
アイドルって難しいなあ、と改めておもった。何度も書いているように、僕はあまりアイドルに近付きたくないし、雲の上の存在でいてほしいのだけれど時代はそういうわけじゃないようなのがかなしい。ただただ、アイドルとしてがんばっている彼女たちには一人の女の子として楽しく愉快に毎日を過ごしてほしいものだ。
アイドルとしての前田憂佳さんはもう見れないけれど、あの輝かしかった頃の記録は今でも僕のdashboardを賑わせているし、MVが元気をくれる。今はただ、一人の女の子として楽しく元気に日常生活を送っていてくれるのなら僕も嬉しい。そう、ショートカットの歌詞のように。
July 8th, 2013 3:04am