光の陰で - diary.jgs.me

9月にチームで所属している部署の賞をもらったんだけど、こう言ってはなんだし失礼だとはおもうんだけど「節目だし、そろそろ賞やっとくか」感しか感じなかった。会社が大きくなると、個人が埋没するからそれを表彰によって引き上げるというシステムは悪くないというか、むしろ仕方がないとおもうんだけど、そんな毎月毎月「この人は今月すごかったわー」みたいなの選べるかっていうと難しいだろうというのは容易に察しがつく。
その一方で、そういった制度やシステムに対してすごくストイックな同期なんかを見てると「ああはできねえなあ…」などとおもってしまう。最大限にぼかして書くと「今月中にRailsをマスターする」みたいな目標を掲げちゃうようなやつのことなんだけど、僕からしてみるとなにをやったら「Railsをマスター」できるのは全くわからないし、「Railsのコミッタになる」っていうんならまだわかるけど別にそういうわけじゃない。でも、こと非技術者且つ評価者からしてみると「Railsをマスターする」という目標はエンジニアライクに映るし、評価時に「Railsでこんな画面が作れるようになりました」みたいなことを言われ見せられると「ああ、Railsをマスターしたんだな」と見える。賢いひとはこのギャップをうまく利用してエンジニアとしてのキャリアを送っているように見える。
きっとそういうひとが羨ましいんだとおもう、自分にはできないし。だけど、それはそれで悔しいから半期に一度の表彰イベントみたいなやつはどうせ自分は評価されることもないだろうし、苦行にしか思えなくて行かなかった。
もうしばらく様子見て、ダメそうだったらまた考えようとおもった。

October 6th, 2014 5:48pm

まあダメだったよね #20191023