例の件のつづき - diary.jgs.me

先日書いた分では結論を保留しておいたのだけれど、数日経って諸所の情報を読んでだいたい腑に落ちたので書いておく。第一報を読んだときは、引用がどうにもクサかったので揚げ足とりなんだろう、とおもった。その後、だんだんと騒ぎが大きくなってきて全文なるものが掲載されていたのを読んだのだけれど、どうにも読みにくいしわかりにくい。なんだか支離滅裂でとっ散らかった話のように感じた。インターネット上でもいろいろな情報が飛び交っていてどうにも判断の下せる様相ではなかった。それからアップロードされた音声や、その書き起こしなどを読んでようやく腑に落ちた。これは明らかな偏向歪曲報道ですよ、全く。最初はすっかりミスリードされてしまって意味不明だったけれど、他の情報などを複合するとどうしてこうなってしまったのかも概ね見えてくる。
だいたい、クサい引用が流れてきたらまず疑ってソースを当たるのは当然の行動だろう。僕もたまに恣意的なquoteをdsbdに放流することがあるし、そういったquoteがdsbdに流れてくるのは日常で、それが流れてきたらまずは元のソースを読んで「ははーん」となるのが情報リテラシであり、あるべき姿だと考えている。インターネットってそういうメディアじゃん。そういうわけで、今回の件で過剰に反応しているひとに対しては「へー、僕とは相容れなさそうだなあ」という感想を抱いている。
先日のライブ中止難民デマ問題や、バルス瞬間速度デマ問題は受け手側の情報リテラシに問題があったとおもっているし、冷凍庫冷蔵庫イン問題は発信側に問題がある。まあ、どの問題にも別の問題が絡んでいるし、ある意味では逆サイドにも問題があるといえばあるので一概には言えないけれど。ともかくも、ここ最近は本当にこのテの情報リテラシが問題となるような事態が多くてとても哀しい。そんなインターネットはイヤだ。でも、それだけインターネットが浸透してきたということなのだろう。
プログラミングとかやりたいやつがやればいいから、そんなことより義務教育情報リテラシを徹底してやってくれ。インターネットを人間を追い込むような、傷つけるようなツールにしないでくれ。
この問題は他の言語圏でも起きているんだろうか、日本で特に表面化しているだけなのだろうか、気になる。

August 6th, 2013 1:59am