正しい「団結」のあり方は他者の存在を全面的に認める形での団結です。つまりは、異論の存在を許す団結です。「意見」の違いを認めても、「人」として否定しない態度です。
「批判する」ことは、真なる意味で相手の存在を、存在して良いことを認めるという意味なのです。「批判」が存在否定を意味したり、ほのめかしたりする社会は実は「団結」や「協力」を要請しているようで、単に「支配」しているだけなのです。