リメイクの方のジャッジ・ドレッド - diary.jgs.me

ジャッジ・ドレッドは一昨年のカナザワ映画祭でみた映画だ。そのときもしょもないSFでランボーが暴れる映画な印象だった( I am Electrical machine: カナザワ映画祭2011フィルマゲドンⅡいってきました )ので、リメイクと聞いたときも「よくこんなのリメイクしようとおもったなあ」ってのが正直な感想だった。
公開後、タイムラインをみてると案の定というべきか、大不満なひとが多かった。が、その中に時々「よかった」って言ってるひともいたので混乱した。それでもさすがに劇場まで足を運ぶ気力はなく、よくやくレンタルでみた。
そしたらもうめちゃくちゃつまらなくてびっくりした。リメイクっていうから、街を追放されたり、ジャッジの上のひとをブッ殺したりすんのかなあ…っておもってたらそういう要素まったくなし!アクションが単調でつまらない!スローモーション演出過多でテンポが悪い!悪役の魅力がない!と、つまらない映画のつまらない部分を凝縮したようなつまらなさ具合で辟易した。
なにより、話の展開がザ・レイドの大枠そのままだったにも関わらずここまで面白くないものが作れるのか、とおもった。そして逆にザ・レイドはこの大枠でよくあそこまで2時間息もできないような映画をつくったなあ、と感心した。
そろそろ今年も中間地点、ワースト争いにまた新たな刺客が参戦してきて「サイボーグ009超銀河伝説」「バイオ5」そして「ジャッジ・ドレッド(2012)」の三つ巴の様相を呈して参りました。

May 31st, 2013 10:56am