リチャード・ジュエル 感想

15時17分、パリ行きSully運び屋らへんに連なる実話モノ
クリント・イーストウッドは執拗にこういう映画を送り出し続けているけど、どういう心境なんだろう
自分はイーストウッド作品だとインビクタスグラントリノが二大好きムービーなので、最近はあんまりドスンとくるのはないかなあ

リチャードと弁護士のバディもの、そして母の強さ

この前みた失くした体でもしがないピザ配達人が、唯一優しく接してくれた人に対してストーカーまがいのことをやって入り込む話だったけど、この映画でもリチャードはバカにされ、虐げられてきたのを唯一対等な人間としてみてくれた弁護士に対して全幅の信頼を寄せる

そもそも FBI 側がかなり無理筋でやってくるのをまくる話なんで「まあ、妥当ですよね」という感じになってしまう
おそらく、そこよりはメディアのリンチみたいなところを描きたかったんだろうな
ポール・ウォルター・ハウザーさん演じるリチャードは言っちゃ何だけど、いわゆるホワイトトラッシュみたいな風貌というか、レッテルを貼られやすいタイプだったんだろうけど、全然そんなことないし、パッと見だったりとか、そういうので蔑んだり、疑ったり、そういうのはよくないよね〜一筋縄ではいかないよね〜みたいな...