ラストスタンドとアイアンマン3 - diary.jgs.me
ラストスタンドは、
シュワちゃん復帰作だし、おれたちの
キム・ジウン監督だしでかなり楽しみにしていた。キム・ジウンは「
悪魔を見た」のイメージが強すぎてすっかり忘れていたけど、「
グッド・バッド・ウィアード」撮ってるしマルチにすごい監督だと、みおわってから思い出した。んで内容はというと、細かい話はいいから、シュワちゃんが「I’m Sheriff!」ってデカいマグナムぶっ放してりゃおれたちはもうワー!ですよ。加えてパンフレットでも指摘されていたように「若いVS老い」「
ハイテクVS
ローテク」といった多種多様な対立軸を屋台骨に、アクションあり笑いありのエッセンスが加えられてシュワちゃん復帰作を盛大に祝える作品に仕上がっていたようにおもう。「移民の面汚しめ!」や「ここが我が家だ」などの名言も連発で胸が熱くなった2時間だった。細かい話だけど、
シボレー激推しだったのは監督の趣味とかなのかな。それともアメリカン的サムシングなのかな。
そして
アイアンマン3!
アベンジャーズぶりの
IMAX3D!アベンジャーズ以降の
トニー・スタークを描く3では、トニー・スタークもアイアンマンもとにかくヨワい。当人は
パニック障害だし、スーツはビランに歯が立たない演出が多かった。そのあたり、「
帰ってきたウルトラマン」を連想してしまった。(帰マンてやたら負けてるイメージあるんだもん)それでも我らが天才トニー・スターク、自らに打ち克って30以上のスーツを使っての大立ち回りはもうサイコー!強いていうなら、アイアンマンの各スーツにあまり詳しくないので僕は別にいいんだけど、各スーツにいろいろ特色ありそうな感じだったけどあまりそれが生かされてなかったような気がした。ちょっとゴッツいマンが支えてくれるシーンとかアガったけど。そんなこんなで大変面白かった。1では父との確執を、2はアベンジャーズの前日譚(ってことでいいでしょ)を描いてたのに対して今作は自分との戦いだったようにおもう。それができるのもトニー・スタークというキャラクターメイキングの為せる業か。ネタバレになるので軽くしか書かないけど、アレをアレしてしまったけれど「Tony Stark will Return」(知ってるわ!!!)だそうなのでどうやってReturnするのかこれまた楽しみ。あと、毎度おなじみ「
スタン・リー枠」はまた面白いところで出ているので笑った。正確には「ん?見たことあるジジイが・・・?」って思ってたら隣二人が爆笑してたので納得した次第。あとこちらも「依存症から立ち直った」という二重にいいセリフがあってアツくなった。
前半戦はいろんなひとにお世話になったし、後半戦はトニー・スタークよろしく自分との戦いを繰り広げようかなあ。
April 30th, 2013 3:23am