パリは燃えているか
パリは燃えているか
これまで散々オリンピックに文句を垂れてきたワケだが、それは4年前は自分が住んでるところで開催するっつーので現地民の立場として書いていたフシがあった
しかも終わって数年で、案の定汚職だの贈収賄だのの話が出てきて、美しい
資本主義だこと!!
パリの民には申し訳ないが、パリで開催するぶんには正直あんまり気持ちはない、勝手にやっててくれというぐらい
しかし、
近代オリンピックがオリジナルの
オリンピックにリスペクトがねえというあたりが元々鼻についてはいたものの、
ウクライナでドンパチしている &
ガザでドンパチしている状況の下でのうのうと商業スポーツイベントに興じられることが、もうなんか素朴に気が合わない
興味なくて知らなかったんだけど、当事国の
ロシアは国としての参加が BAN されてて、一方の
イスラエルはお咎めなしらしい
いやあ、
ネタニヤフが米議会で演説してるのをみると、これまた素朴に「なんでこんな欺瞞がまかり通るワケ....?」とゲンナリする
開催国の
フランスにしてもとても呑気にイベントやってられる雰囲気にはみえなくて、
欧州議会選で
ル・ペンが躍進したのをみて
マクロンが大博打で議会を解散って時点でおもしれー国だな、とおもったものだが、その後しれっとちゃんと右翼を抑えてるんだからホント Viva! って感じするわ
たださあ、
アメリカの選挙の度に「もはやあまりに価値観の違う集団は共存できないのではないか」という疑念を抱くわけだが、
ヨーロッパにおいてもその気配があるんじゃないかと感じる
ある意味で
ウクライナと
ロシアがドンパチしてるのはその代理戦争をやっているというフシがあるんじゃないかともおもう
フランスの右翼たちは、こんな騙し討ちみたいなことをされてムカつかないわけがなかろう、と推察するんだが、どうなんだろう?
真偽のほどはワカランけど、前回のアメリカの大統領選で未だに
トランプ側は不正があったと主張しているし、
議事堂襲撃まで起きてることを考えると「やはり過激な手段によって大義を為さねばなるまい」と考えても不思議はない感じするけどなあ
特にフランス様は暴力によって自由を勝ち取ったというナラティブが強くあるわけだし?
お隣の
ドイツでもクーデター未遂まで起きてることを考えるとなあ
そうこう書いてたら実際に鉄道にテロがあって、そらそうやろうなあ....という気持ちにしかならなかった
ここ数年、やたら絵画にナニカをぶっかけたりなんだりパフォーマンスが繰り返されてるわけだし、五輪なんてそらもう格好のターゲットにしか見えないだろう
リチャード・ジュエルは
イーストウッドの映画でみて知ったけど、同様の事件として
ミュンヘンでもかつてそういうことがあったのを知っているわけで、そら警備とかもちゃんとやってるんだろうけど、そんなんいたちごっこだよねえ....ついこの前もトランプが狙撃されたわけだし
今週の
馬鹿力で
高校野球はもう
高校生野球として高校の垣根を取っ払ってチームアップしてやった方がオモロいんじゃね、という話をしていたが、オリンピックってやつももはやナショナリティを取っ払って、全員が今大会のロシア選手みたいに国を背負わずに出場すればいいんじゃない?
表彰式では各選手の好きな曲がかかればいいじゃん?