バーズ・オブ・プレイ 感想

ハーレイ・クインハーレイ・クイン: ホット・イン・ザ・シティで激ハマりして、スースクで惜しかったな...となって今に至るという感じ
ホット・イン・ザ・シティ以降はデップー的な芸風になっていく(さらにそれをパロったレッドツールというキャラクターが出てくるほど)けど、本作でも映画版デップーほどではないにせよ、完全にハーレイ主観ハーレイ語り手でお話が進んでいく

ベッドのマットレスを積んだクルマが警察に押収されてた時点でもしや!?となったけど、コミックスの完全なオマージュシーンがいくつかあった
ビーバーがまだ原型を保っていてオォッ!!となったり、ハイエナちゃんが出てきたり(名前は違ったけど)
世紀末チンピラみたいなやつがクソを投擲してきたり(映画ではさすがに爆竹ボールみたいな感じだったけど)
ローラーダービーのバイトしてたりとか
マーゴット・ロビーは元々アイスホッケーやってたっていうんだから、もうなんかハーレイの星の下に生まれてきたと言っても過言ではないくらいの当たり役...
しかもポイズンアイビーキャットウーマンとチームアップする Gotham City Sirens を計画してるというんだから楽しみにするしかない
特にアイビーは原作でも絡みが多いので
個人的にはサイボーグおじいちゃんが出てきてほしいけど
そういうオマージュシーンも割と全部ちゃんと繋がっててキュッとまとまっていて全体の仕上がりもよかった(綺麗な三幕構成)
エンドロールにもスペシャルサンクスにアマンダ・コナーの名がしっかりとあったのを見逃さなかった

ブラックマスクユアン・マクレガーもイイ塩梅のサイコ変態感があってよかった

アクションも話のテンポよろしくぶっ飛んでるのかと思いきや、そうでもなくてめちゃめちゃしっかりしてるな~とおもったら、87イレブン製とのことで、さすが
俺たちのチャド・スタエルスキも仕事している
ポストアトミック・ブロンド時代なんだなあ、と

にしても、レニー・モントーヤが出てくると世間的にはケイト・ケインバットウーマンなんだとおもうけど、NEW52 にそこそこ思い入れがあるせいかついつい「クエスチョン!?ドクター・フェイトザターナ!」となってしまう
実写化されてほしい次世代キャラクターの筆頭がカマラ・カーンMs.マーベルとザターナなので...
DC Bombshells をいい加減読まなきゃいけない気がしてるんだけど、どっか邦訳してくれないかなあ...

ハーレイバースのゴッサムにはバットマンもブルースもいそうな雰囲気だったけど、ロバート・パティンソン版とクロスオーバーしたりするのかな?
DCもといワーナーワンダーウーマンアクアマン以降個々の映画でいくっぽい路線のようだけど近しいキャラクターもその方針は貫くんだろうか
個人的にはもうマーゴット・ロビーのやりたい放題バースとしてガンガンやってほしい
それにしても、改めて不憫なのはジャレッド・レトで、なんも悪いことしてないのに完全にクソ元カレ扱いでますます不憫になってしまった
欲をいえば、ベンアフバットマンでジャレット&マーゴットコンビで一発やっておいてほしかった