バットマン: ホワイトナイト 感想


あらすじ
いつものようにゴッサムでチェイスしているバットマンジョーカー
街の被害を気にしないようになってきていたり、暴力性が増しているバットマンを心配するバットファミリーバットガールナイトウィング
ジョーカーを追い詰めた先にあった薬をバットマンが強引に飲ませたことで正気に戻り、ジャック・ネイピアとして弁護士、市議会議員活動をはじめバットマンをヴィランと喝破し追い詰めていく
果たして正気に戻ったジョーカーはゴッサムのホワイトナイトなのか?はたまた新たな企みなのか?

感想
エルスワールド設定だが、飛び道具は少なく、かなりリアルなタッチでバットマンとジョーカーの逆転劇をやってみせて、ラストではバットマンとジョーカーのタッグ、暗躍するハーレイなどガン上がる仕上がりでとても良かった
作品内の設定が90年代のアニメ版だったり、苦笑いになっちゃうMr.フリーズの逆襲フックアップみたいなこともやっていてそういうところにもグッときてしまう
自分も90年代のアニメ版で育ったクチなので、たまらんかった
バットモービルなんかも実写やコミックの過去の車輌が勢揃いで、それにゴードンが乗ったりハービーが乗ったり
ハーレイが2人出てくるのが飲み込みにくかったけれど、2人めのハーレイのオリジンを読むとネオジョーカーとなるのもわかるなあ、という感じだったし、最後の最後に全ての黒幕がハーレイだったことが明かされるのもまた