ドゥームズデイ・クロック 感想
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと積んでたのをようやく崩した
たぶん一度半分ぐらいまで読んだんだけど、結局内容を忘れてしまったのでまた最初から読んだので余計時間かかった
オズはジョンに助けを乞うために、ジョンを追うと知らない(DCの)世界に到着してしまい...
ジョンはジョンでこの世界の不思議な歴史の再編集を訝しんでいた
クライシスやフラッシュポイントなんかで
スーパーマンのオリジンがこれまで何度かおろし直されているのをかなり読者の目線に近いところで体験するジョン
そんな世界を前にまたしても計略を練るオズだが、オズの基本作戦はジョンの気を引くことっていうちょっと健気さすら感じるものである
オズの計略にかかった各チームがジョンのいる火星にぶっ飛ばしていって(火星への有人飛行がまあまあの時間で達成できているんだ...とおもわんでもないが)ジョンをタコ殴りにしようとするが、結局全員返り討ちに遭ってしまう
一方
ファイヤーストームが国際間の緊張を高めてしまい、そこにスーパーマンも巻き込まれて墓穴を掘り、泥沼化していき...
この辺は核戦争の危機感がヒリヒリと紙面から伝わってくるオリジナルのウォッチメンとはまた違った現代のドゥームズデイ感が伝わってきてよかった
で、結論としては何度改変されたとしても結局はスーパーマンという希望の下にみな集結するんだというちょっとロマンチックすぎるというか、スーパーマンってやっぱりそういう聖人君子的な扱いでいいのかなーとちょっとモヤるものもあったが、New52からリバースを経て壮大なタペストリーがここで編み上がっていくという興奮はかなりあった