トロプリ, ローラの描き方
途中からジャンプインしたので、数話で人魚のキャラクターのローラが
ラメールとして変身して足が生えて学校にも通うようになったのだが、一挙配信で1話から見返していくとローラの鬱憤シーンが結構盛り込まれてて、なんとも言えない気持ちになる
そもそも、まあこれは通念上しょうがないかもしれないけど、人魚って呼び方はヒトがまずあって人魚なわけだし、下半身が魚状になっていることをもってして人魚だ人魚だと呼ばれ指をさされるのはちょっと
レイシストっぽく見えてしまう感じがする
加えて、下半身が魚状になっているというのは、ある種の
ディスアビリティのメタファーになっているともいえるとおもうんだけど、下半身が魚状になっていることで様々な不都合が生じているのに、それをローラという存在を封じてしまうことで表出させないようにするってのは、ちょっとどうなんだろうとおもう
人魚姫伝説からの引用で仕方ないのかもしれないけど、足が生えてくることによって社会に受け入れられるっていう描写もあんまりよくない気がしてて、じゃあ下半身が不随の人はそれが治らないと社会参画できないわけ?みたいな見え方になっちゃう気がする
下半身が魚状になっている人に対しても、そのままでいて包摂できるように社会の側を実装していくのがインクルージョンなりインクルーシブ的な話なんじゃないですか~?とおもってしまう