デパプリ終盤で一気にエンジンかかってきた
なんかデパプリにちょっと辛辣めな感想を書いてきたけど、ジンジャーの
一番難しいことは大抵一番正しいの回がすげー好きで、この回だけで一気にシリーズの格が上がる感じがした
最新話では、今までずっと祖母の受け売りで問題解決をしてきたゆいが、ついに自分のフロウでカマすって回で、
守破離的なよさもあるけど、受け継いだものをそのまま続ける、伝えることも大事だけど、受け継いだものをどう解釈して、どう料理するかというのは自分にかかってるわけで
落語をはじめとして、伝統芸能なんかでもそうなんだろうとおもう、型から外れすぎてしまってはもうソレではなくなってしまうんだけど、先代たちが脈々と足し上げてきたところの先っちょに、どうやって何かを足すかってのは研究の世界だったり、技術の世界でも同じことだろう
よりにもよって対立する
セクレトルーからの言葉を解釈して、自分のモノにしていくってのはアツかったけど、それによるソリューションはそれか....?という感じで、若干寓話っぽさが抜けきらなかったけど、骨子としては受け取った
プリキュアというシリーズもこれだけ長くやってきて、先人たちがやりつくしてきたエピソードをいかに新風を吹かせられるかってのとメタ的な重なりがあるのかも
そして...品田門平....!品門.....!!!!やはりお前が.....!!!!
ゆいの父とブラペの父がごっちゃになってて、冒頭らへんをちょっと見返してたんだけど、最初はエピソード内のテンポもよかったし、話の伏線が徐々に張られていくのも面白かったけど、データのロストによる1ヶ月おあずけも何か影響があったのか、はっきりとシーズン中盤で中だるみしていたんだなと気付いた
本筋の進行がまるでないし、登場人物たちの葛藤もイマイチ適当な精神論で乗り切る感じの解決だし...
ぶっちゃけここ数話の回なんかももっと中盤にもってきておくべきだっただろうとおもった
そして....なんとなく
フェンネルが俄然怪しくなってきた気がするが気のせいかな...?
ところで、歴代クリスマス回放出〜ってことで、軽い気持ちで
スタプリのクリスマス回みたら涙腺終わった
自分は終わりがあるからこそ、生きてるうちの刹那的な体験というか、行動が美しいと考えるタイプなので、物語でもベタベタしたまま終わるのは好きではない
何回も書いてるかもしれんけど、
魔法のエピローグでリユニオンが成った!!てのは最悪の蛇足だったとおもう
たとえ離れ離れになったとしても、OLのみらいが時々リコのことを思い出して、元気かなって想いを馳せるだけでそれはもうつながってるとおもうし、動かなくなった
モフルンも動かなくたってモフルンはモフルンのままなんだし(???)
その別れの予兆がクリスマス回っていう一見明るそうな回にしっかりと詰め込まれていて終わった
ここでフワの死亡フラグが立っていたなんて............
刹那的な体験たちが自分という人間を形作っているし、いろんな人からもらったエッセンスを自分という撹拌機の中でいかに調理して、自分という人間を形作っていくか、そういうマインドで生きてるから
だからこそ、スタプリのエピローグはそれぞれがただベタベタして終わるわけではなく、各々のフィールドでがんばっているっていうのがエモーショナルすぎてもう........