スパイダーマン: ノーウェイ・ホーム 感想
エレクトロ結構大事な役どころだったのになんで見た目変えちゃったんだろう
杖がフレームインした瞬間にきたーーーー!!!!ってなった
自己言及的な続編/完結編的な意味で
ピーター・パーカーというアイデンティティが忘れ去られて、IDとかはそのまま使えるって感じなのかなあ
過去2作ではそこそこ出番のあった先生コンビは今作では出番なく
SSUに吸収されるんだとおもってたので、おもったよりマイルドな着地で逆に安心した
頑なに封印されていた「大いなる力には〜」はやはりメイをもってか……
ジョン・ワッツもマジで最高、スパイダーマンの何たるかについてとても意見が合う感じがした
意識体状態の時に
スパイダーバースみたいな "ムズムズ" が表出してるのがちょっと笑ってしまった
そういえば、
ウォンが近作ですごい勢いで出てんな〜みたいな話を誰かとしてたんだけど、確かに
ストレンジは5年も不在だったわけで、そしたら確かに
ソーサラースプリームはウォンだったのだなあ
予告で
ドクオクの触手が登場してきて、あからさまにクロスオーバー感出してきたので、逆にクロスオーバーはミスリードでカメオ的にチョイ出なんじゃない?とおもってたけど、まさかこんながっぷり実写スパイダーバースをやってくるとはおもってもみなかった
トムホとトビーはそれぞれシンビオートと
サノスとやりあったけど、唯一そういうのがないアンドリューをイジるとこも最高だった「アメイジングだよ!!」じゃねーよ!泣くぞ!
これを機にアメイジングの続編つくってくれてもいいんですよ、ソニーさん!!!!
エンドロール、スペシャルサンクスを皿のように見てたけど、
ベンディスが頭で残り忘れてしまった
挙げていったらキリがないくらい、この20年を救っていく話というか、この20年を全部アップデートするんだという勢いがよかった
ミステリオは明らかに
Qを意識しているとおもっている
どちらも put mask off を主張し、
デマゴーグによって扇動され、石を投げてくる
(現実世界の)議事堂襲撃から1年、アメリカに(そして世界中に)根深く残っている
陰謀論者たちと本作でミステリオに扇動された人々は共通点を感じた
だからこそ、ここの回収は結構大事だったとおもうんだけど、魔術で人々からその人自体の記憶を消してしまうって、それはさすがにちょっと、どうなんですか....みたいな気持ちにはなった
クリティカルな解を求めているわけではないけれど、少なくともレザラクションではその姿勢は感じたから余計に気になってしまった
あんまりこういうことを言いたくはないけど、ファン感謝祭というか悪く言うと長いファンのオナニー映画という誹りは免れない感はあって、ちょっともったいない気持ちもある
ゼンデイヤのMJとネッドとトムホならもっと射程の長い映画を作れたのでは~ともおもってしまう
メインのキャスト3人が3人とも好きなので「もっといける、もっといけるだろ....!」と期待をかけてしまうのかもしれない
事後に、作り手のインタビューなどを読むと
クレイヴンをヴィランとして導入する案があったそうだが、あんだけカッコいい
ヴァルチャーを作り出せたわけだし、そっちも見たかったなあという気がしないでもない