ジョジョ・ラビット 感想
予告も太っちょボーイとバディの戦争コメディみたいな雰囲気かな?と思い込んでいたのですっかりと騙されていました
イングロリアス・バスターズ以来の全く似ていない
アドルフ、よくわからんリアリティライン(英語だし、劇伴も時代よりもエモーション優先ぽかったし)だし、このテンションで2時間はキチィかもなぁ...と冒頭ではおもったんだけど、
スカーレット・ヨハンソンの最高のお母さん、ちょっと歳上のユダヤお姐さんとの交流がメインで中盤は結構グッときた
吊られているところの映し方、妙にスカヨハの足元をみせるショットが挟まれ、ユダヤの少女を匿い、夫も海外でレジスタンス活動をしている様子、外でどうやらレジスタンス活動をしているというあたりで2幕終盤の展開は覚悟していたけど、ジョジョが靴を見かけた時のショックさったらないよなぁ、とわかっていてもグイッとやられてしまった
全然似ていないアドルフがワイティティ本人だってことにクレジットまで気付いてなくて、ジョジョに吹っ飛ばされるとこも素で笑ってしまった
とはいえ、本作はなんといってもスカーレット・ヨハンソンがむちゃくちゃよくて、大変な時代なのに努めて明るくあろうとする姿や、独りで年頃の男の子を育てる大変さみたいなところまですげえ役者だなあと
完全に
アンネ・フランクだったな〜とおもっていたら、アンネの誕生日が5/4だそう(パンフ情報)