ジャック・ブラック映画の王道! - ガリバー旅行記 - e-jigsaw.blogspot.com

ガリバー旅行記をみてきました。少し前に予告でガリバー旅行記をジャック・ブラックがやるとみたときは映画はじまる前から狂喜乱舞(心のなかで)していたぐらいの気持ちで観に行ってきました。
さてさて、このジャック・ブラックというひととはじめて出会ったのはスクール・オブ・ロックという作品でした。
ロック好きすぎるロックバカな主人公がひょんなことから小学校(確か)の教師になるものの、子供たちに覇気がないので今こそロックだ!って子供たちとロックする話。
すっかりジャック・ブラックに惚れ込んでしまって、以後ジャック・ブラックが出てる!と聞きつけては映画をみるぐらいハマりました。
その後も、ナチョ・リブレテネイシャスD〜運命のピックを探せ!〜(両方とも手を打って大傑作!ってわけでもないけど、佳作ぐらい。あ、でも、めちゃめちゃ面白いよ!!)などをみました。
そして、わたしが 2009年ベスト1 に挙げているのが「Be Kind Rewind(邦題:僕らのミライへ逆回転(余談:この邦題はなんなんだ))」です。
これについては 記事 でもろもろ書いているのでそちらを参照くださいな。
からのー、ガリバー!という感じである意味安心して観てきました。
本題に入る前に、先に3Dの話をしておこうと思います。
このガリバー旅行記という話、人間が大きくなったり、小さくなったり、また大きい人間と小さい人間が同時にいるシーンがあったりと観終わってみるとそれはもう3D向きだなあ、と。
そろそろネタバレ入ってくるので、ジャック・ブラック映画をみてない!って人は今すぐスクール・オブ・ロックを、ガリバーをみてない!って人は明日にでも劇場へ行くべきです。
さてさて、もうオープニングミニチュア風の映像からしてうおお!3Dスゲェ!ってなりました。
それから、爆笑の巨大竜巻(もしや不謹慎)とか、何よりもジャック・ブラックのメタボ腹が3Dで見れるだけでサイコーですよもう。
それから、人物たちの大小関係を示すのにも大変上手く3Dを活用していて、素晴らしいなあと思います。
3Dなんていらねーよ!で魅せてくる映画もすごく好きなんですが、こういう3Dを上手く使っている映画もまたたまらなくよいですね。
そして、いよいよ本題のストーリーなんですが、今まで挙げてきたようなジャック・ブラック映画は良くも悪くもだいたい構造は同じで
ひょんなきっかけでチャンスを掴む
有頂天になる
挫折する
なんてちっぽけなんや
でもやればできるだろ!(仲間)
やっちゃう
イェア!!!
という感じです。
スクール・オブ・ロックもまさに「冴えないデブがひょんなきっかけからガキとロックして超楽しい!→学校に怒られる→子供たちに励まされる(号泣)→ロックフェスに出る→イェア!」だし、Be Kind Rewindも「(脇役的ではあるものの)冴えないデブが→帯電してビデオ全部消えるけど自前でなんとかする→ヒットして傾いていた町のビデオ屋がいい感じになる→権利団体に怒られる→町の人に励まされる(号泣)→最後にみんなで映画を撮る→上映会(号泣)」という感じである意味一貫しています。
また、映画パロディ音楽パロディも多分に含まれることが多く、Be Kind Rewindなんかは顕著に大量にパロディされていて、映画ファンはついついニンマリ(場合によっては爆笑)してしまって楽しいんですよね。
そして、このガリバー旅行記はどうだったのかというと、やはり構造は同じで「冴えないデブがひょんなきっかけから小人の国に行く→国王を救ってヒーローになる→有頂天→追放される→呪いの島ジャイアントガールにいたぶられる→なんてちっぽけな自分→励まされる(親友)→やればできるんだよ!→イェア」ざっくりとこんな感じ(原作通り?)でした。
しかし、上記二作のような猛烈なエモーションはそんなになくて、上映時間も軽めなのでそれぞれの段階も結構テンポよく進んでいきます。
中でも、有頂天シーンはサイコーですね。ふんだんに含まれた映画パロディなどなど。
ジャイアントガールにいたぶられるのも結構さらっとしか描かれず、あんまり挫折〜って感じがしなかったけど、全体のテンポを考えるとこれぐらいでよかったのかな、とも思いつつ。
あと、最後は特に訓練描写とかもなくてあっさりとした感じだったけど、全体のテンポを考えるとryといった感じ。色恋沙汰も含めて。
総括すると、いつものジャック・ブラックがスゲーいい感じに3Dでみれるのでオススメですー。時間も軽いので3D疲れるしなぁ〜って人にもオススメです。
メンズデーの夕方だったんですが、そんなに入ってなくて(3人)終始爆笑しながら見ていました。ジャック・ブラックサイコー!!!オーサム大統領!!!

ジャック・ブラックずっと好きだな...