ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット 感想

ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット 感想
自分はもう圧倒的にザック・スナイダー好きなので、庵野さんが好きなエヴァファンみたいなもんで、ザックがやりたいことやれてるならそれでいいっす、みたいなテンションなわけで、このスナイダーカットも4時間あるって話を読んでからだいたい覚悟していた
はっきり言うと、1本の映画としてはしっちゃかめっちゃかで、ジョス・ウェドンが切り刻んで味付けを変えたのは許せねえけど、とはいえ映画としてのまとまりって意味ではウェドン版の方が分がある感じがしちゃう
ただ、ウェドンが後にイロイロ告発されてて、クソ野郎感満載になってしまったので複雑な心境
ザック版で追加されてた?ダイアナの序盤で人質を助けるシーンでプリキュアを彷彿とさせるガールズエンパワメント描写があったり、ステッペンちゃんに獲物だ〜って言われるのに対して、誰のものでもない!と切り返してるのもよかった
基本的には BvS と同じ病を抱えていて、まあたぶん原作が好きすぎるが故なんだとおもうけど、詰め込みすぎで我らオタクからしてみれば楽しいが、まあ世間ウケはしまへんやろなあ...みたいな....
どこが元々含まれる予定で、どこが再編集/撮影(?)で追加した部分なのかわからないのでなんとも言えないけど、基本的にはあーここ削られてたんだなあとか、ここ全然色味違うじゃん!とかそういうのを見比べながら見る感じだった
驚くのは、唐突にマーシャン・マンハンター出てきたり、ジャレッド・レトのジョーカーが出てきたりするところで、特にジョーカーのセリフはめっちゃ意味深で、alternate timeline? と言っていたりしたのでフラッシュとコズミックトレッドミルで時間軸を遡る展開などを構想していたんだろうか
あとはデスストロークがウェドン版ではマジでチョイ出だったが、世紀末シーンではベンアフバットマンと組んでいたのも
終盤じゃないけど、サイボーグが未来をみてしまうところで火葬されるダイアナなどのシーンもあったので、まあそういう展開を考えていたんだろうなあ