コンテンツの消費速度

コンテンツの消費速度
M-1グランプリの持ち時間は4分らしいけど、4分で芸事からしてみたらすごい短いのではとおもった
子供の頃に爆笑レッドカーペットって番組があって、あれは30秒ぐらいだったっけ...?子供ながらにそれはできることが限られてくるのでは...?とうっすらおもっていた
思い出シリーズだけど世界のナベアツってすごかったなあ、短尺でもすごい面白かった
TikTok が出てきて、YouTube Shorts があって...という潮流をみていると、インスタントに楽しめるコンテンツに力点が移っているのでは....的なオッサンマインドになってしまいそうだけど、例えば文学で考えてみれば太平記みたいな大作もあれば、俳句というミニマリズムの体現みたいなスタイルもあり、ショートショートというジャンルもあるわけで
消費速度が上がったとしても、コンテンツの長さには影響しないのかなあ?どうなんだろう
子供の頃の特有の現象だったのか、供給が今に比べると少なかったのかわからないけど FFX はたぶん4周ぐらいしたし、風のクロノアは体験版だけ何周もしたし、昭和ウルトラシリーズなんかもテープが擦り切れるんじゃないかというぐらいみたものだったが、さすがに歳をくってきて Cyberpunk 2077 やら DEATH STRANDING なんかを何周もやろうとはおもわんくなってしまった
まあ何事にも例外があって、Fury Road はだいたい年2回ぐらいはみるし、エンドゲームも年1ぐらいでは見返してる気はする
小学校の時に、6年間のうちに図書室の本を読破しようという目標を掲げて、最後は棚に仕舞われている分厚い児童文学全集みたいなシリーズに取り掛かって駆け足でがんばったけどなあなあで終わらせてしまったような気がする
今からおもうとサイズ的にちょうどよくて、図書館までいっちゃうとデカすぎて果てしなすぎてさすがにそんな目標は掲げられなかったとおもうんだけど、ギリギリ達成できそうな目標な感じが良かった
Kindle の本全部読むのは物理的に不可能だし、金がいくらあっても足りないので無理的な
伝記作品とかくそどうでもよくて、全く触れてなかったけどしょうがないので読みはじめたら結構面白い的なことをやって、今からおもえばセレンディピティだったなあ
なんかマインドとしてその時の感覚に近付いてる感じがあって、それで量をこなそうとおもったらコンテンツは短い方が助かるというのはあるとおもっていて、だけども短いコンテンツばっかりってのもなあ....みたいな複雑な心境
ノンフィクションでもかいつまんで摂取するというスタイルになかなか慣れないし、フィクションでは全然できなくて困る
ゲームとかでも周りでは「そこまで興味のないゲームは実況を適当にみてやった気分にだけなる」みたいな行動をちゃんとやっていてすごいなと
やらないと気が済まない...