グラビア方面からのアイドル

2010年代アイドルの可能性。それは「アイドルの無料化」だ。ポテンシャルは高いのに雑誌の休刊ラッシュなどによって活躍の場を与えられていない新人グラビアアイドルは、これからはフリーミアム化の道を選べばいい。名前と公式URLを記入した魅力的な画像をバンバン無料で放出したり、動画サイトでビデオブログを公開したり、無料のライブや撮影会を開催したり、独自のセクシーなiPhoneアプリを無料で配布したりして、まずはリーチを広げるべきだ。利益の回収はその後でいい。 帝国のように膨張を続けるAKB48というアイドル・エコシステムと、それに抗う形で蜂起する新しいフリーミアム・アイドル、その中間で悪戦苦闘する守旧派アイドル。こうした構造で2010年代のアイドル界は当面進むだろう。 インサイター : グラビアアイドル新時代の夜明けと10人の救世主たち

以前、オンラインのプリクラ帳サービスは神っていう話をした( http://diary.jgs.me/post/70190471040 )し、別の場で女の子とインターネットの相乗効果によるアイドル性の発現の話をしたんだけどグラビアアイドル方面からの切り口が上の記事で触れられていて興味深かった。グラビア文化にはめっぽう疎いんだけど、大変なんだなあと。それでも新しい時代にフィットした形で文化を発信していこうというスタイルには非常に共感がもてるし、応援したくなる。なにがすごいって、こう「応援したくなる」パーソナリティこそがアイドル性であるわけで、まさにアイドルなんだとおもう。

February 4th, 2014 4:12pm