キャプテン・マーベル(ネタバレがあるよ)
さて、本編はとても上手く出来ていて(俺は好きだけど)不評がちょいちょい聞こえてくる
ワンダーウーマンの終盤に対して(あまり比べたくはないが)本作は覚醒後の描き方が上手かったようにおもう
BvS が拙速だったという向きもあるが、俺は好きだ、いいだろ
とはいえ、こんなインフレマックスみたいなキャラクターを引っ提げての
エンドゲームは一体どうなってしまうんだ~
作品のメッセージは至極真っ当で直球で、何度転んだってその度に立ち上がって挑み続けることが大事なのだ、という
エンターテインメントなので立ち上がり続けていたらちゃんと酬いがあるわけだけど、結局のところ持つ者だったからよかったものの、持たざる者が立ち上がり続けるのはつらいことだという現実もあるとおもう
スパイダーバースは「持ってしまった者」が立ち上がる話だった
ミスター・ガラス、というか
シャマランの教えは誰しもが「持つ者」なんだという話だった
中盤のツイストも見事で、
戦争とは、
難民とはを「考えさせられる」というのは薄っぺらい感想だけど、上手いな~と。
設定を90年代にしているというあたりも、こだわりを感じるところで、
ニックや
コールソン(久々のカムバック!)をわざわざ
VFX で若返らせてでもこの年代にしたかったのは
パンフレットを読んでもおもった
創作ではわざわざ過去のまだ苛烈だった頃にフォーカスを合わせているのに、現実は未だに悲しいニュースが横行していてつらいなあ
原作は未読なので、下手なことは言えないのだけど最低限ぐらいのバックストーリーぐらいは押さえているので映画をみている最中にも
アダプテーションが上手だなあ、と感心しながらみていた
コミックのをそのまま持ってくるんじゃなくて現代にフィットするように巧妙に変えていたとおもう
全然関係ないけど、スパイダーバースでちょびっと登場する現行
ミズ・マーベルの
カマラ・カーンに一目惚れしてしまって邦訳も買い集めて、今自分の中ですごく勢いがあるので早く
MCU にも登場してほしいなって...
カマラがキャロルに異常なまでの憧れを抱いてるので、なぜか自分もキャロルに憧れるフシがある
ミスター・ガラスとスパイダーバースで人生で一番創作意欲が芽生えている
スパイダーバースの感想をちゃんと書こうとおもってるんだけど、未だに言葉がまとまらなくて、あと数回はみて、メイキング本も読み込んでから書くぞ~~