キャッシュトラック 感想

ガイ・リッチージェイソン・ステイサムが久々にタッグということで、生きてるとこういうこともあるんだなあ、となんだかしみじみしてしまった
この2人といえば、個人的にはスナッチの印象が強いけど、かたやワイスピ、かたやアラジン(個人的にはコードネームUNCLEが近作ではお気に入り)とすっかり別々の道を歩んでそうだった2人が...という
ガイ・リッチーだしステイサムだし、かる~い感じでバンバンしてくれるんかな~?と呑気にみにいったら結構直球でノワール投げられて面食らってしまった
終わってみれば結構シンプルな父親の復讐譚だけど、4幕構成で、特に3幕なんかは相手方の話になったり、そもそも時制がいったりきたりするのでみてる間は結構混乱する
特に、ステイサムの部下のチームと軍人チームがなんか人種構成?とかも似てるせいか飲み込むまでちょっとかかってしまった
そもそも息子が殺された回の輸送車襲撃をステイサムチームも狙ってたあたりが厄介で、わかってみれば簡単だけど初見ではなかなか...
輸送会社側の内通者は、まあ配役的にもオッサンなんだろうなあ、とおもってたのでさすがにそこは当たり
車庫での戦闘シーケンスはハチャメチャで面白かった
ステイサムがとにかく大口径だということだけがわかる銃をドカドカぶっ放すとこが最高
軍人チームのお父さんがなかなか不憫だった
やっぱりちょっとでもおかしいなと感じた人間をやすやすと引き入れてはいけないのだ...
こんなシブい映画を作ってくれただけでも嬉しいが、なんとこの2人でもう1作やるんだそうだ、まだまだ生きねば