ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3 感想 (ネタバレあり)

なんかもうずりーわジェームズ・ガン!てなった
さすがに公開日朝イチに足を運んでる客は仕上がってて、笑いどころではガハハ!って感じだったし、スター・ロードウィルリターンのあとには拍手も起きるぐらい暖かい回で体験としてとてもよかった
ところでウィルリターンマジ?ガーディアン勢ってもうみんないなくなるのかなとおもってたが…
ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー ホリデー・スペシャルではいろいろ DC の事情もあり、ややウザ!ってなっちゃったけど、さすがにね本編は
予告はスパイダーマン: アクロス・ザ・ユニバースはじめてみてブチあがってしまった
あとはマーベルズの予告も初見
力を使おうとすると入れ替わっちゃう状態だからキャプテンマーベルがぶっとんできてたのね
スタジオロゴもガーディアン仕様で「ああ、本当に終わるんだな」と
それもあるけど、特別仕様のロゴってだけでワカンダフォーエバー思い出しちゃって泣きそうになる
なんならあの時すすり泣いてた人たちも同じ回に結構いたのではなかろうか
IWEG で引き裂かれてしまったクイルガモーラだったけど、復縁する的な話だったら二番なっちゃうぞーとおもってたけど、ほどよい温度感で終えられてよかったとおもいます
3で軸だったのはロケットで、ロケット出生について回想で語られる
ハイエボリューション聞いたことあるな〜くらいの原作知識だが
大抵回想シーンはテンポが悪くなるけど、相手になるハイエボリューションの紹介にもなっており、悪くはなかったとおもう
合ってるか自信ないけど、ハイエボ陣営がやってるのって、遺伝的な進化アルゴリズムを人為的に促進して肉体的/精神的な変化をもたらすってことかな…?
バッチ89では機械的な融合を試してるっぽかったけど
自我らしきものを得たロケットが最初に檻に放り込まれたシーンは同じディズニートイ・ストーリー1作目のあのシーンを連想せずにはいられなかった
フロアみたいな多脚の奴いたよね確か…
ハイエボ陣営の基地は、基地自体が有機的な生命体としてできてるって設定はまあまあ目新しくて、多少この前のクァントマニアとカブる印象もあるが、こちらは地に足のついた感じがあった
とはいえ、進化した動物たちが一様にヒューマノイド型ってのが少々萎える要素ではあるが……
あと、なんとなく英語吹き替え的なことで、宇宙では宇宙の言葉を喋ってるのかなとおもってたけど、そうじゃない種族がでてきて、ホントにみんな英語喋ってるんだ……みたいな……
ノーウェアで掲げてる看板は英語じゃなかったよね…
ロケットと同じくフックアップされてたのがドラックスで、これまでは復讐の人として、ザ・デストロイヤーを自称していたわけだけど、マンティスに「アンタはトーチャンだよ」ってなるとこと、能力だのパワーだの、それだけがヒトを計るワケじゃねえだろ?というのが刺さった
バウティニキの演技力、クルーのアンサンブルと相まってバカなんだけど泣けてくるっていう絶妙な感覚を突かれた
あとスタローンがチョイ役を続投してくれてて、後ろの席にいたオタクが「ソックリさん見つけてきたんかとおもったわ」って話しててややウケしてしまった
あと「ガモーラがラヴェジャーズに受け入れられてるのにグッときた」とも言ってて、たしかになーと
もちろんガーディアンズの中でもよかったけど、結局はムショで結成した即席チームがたまたまかみ合ったって話で、そこを共有していない過去ガモーラをいくらクイルが口説いてもそれは違うんだろう
新ガーディアンのメンツでもみたいなーと思わされたけど、エンドロールでビシッとキメエンドカードみたらなんかまあ....締まったな!みたいな
ポスクレはケビン・ベーコンのアブダクションを伝える新聞記事を読む祖父クイルで笑った(周りも爆ウケだった)