アンブレラ・アカデミー シーズン3 感想
シーズン2はおもいっきり時代もの&委員会との時空バトルってテイストだったが、やっとの思いで帰ってきた現代は
タイムパラドックスの影響で元いた世界とはすっかり変わっていて...というところからはじまり、またしても世界の終わりがきてしまう
このシリーズは一体何回世界が終われば気が済むんだ
前シーズンでハーグリーブス卿がエイリアン的な何かであることがチラ見せされていたが、今シーズンではルーサーを殺す時とアリソンに殺される時に示唆されたぐらいだった
スパロー・アカデミーの面々はマーカスが早々に退場して、その後2人ハーランに殺されて、割と最後まで残ってたカラスの人も退場して、結局残ったのはスローンとベンだけという
結局ハーグリーブス卿の目論見としては、ポータルの先の宇宙リセットマシンを起動することで、その動力として7人の力が必要だったってことなんだろうけど、アリソンが動力になろうとして止められたのが気になるところ
自分を殺して起動スイッチを押すところまで読んでいたのかなんなのか
ポータル抜けていこうよーみたいな家族会議してる時に(なんだその家族会議は)、この場で唯一全員を強制力を持って連れて行けるのはアリソンだけなので、ハーグリーブス卿はてっきりそういうディールをアリソンとした(見返りとしてクレアがいる世界線に帰れる的な)のかとおもってたけど違ったみたい
ことの顛末としては、ベン含めてアンブレラ・アカデミーの方のメンバーは生き返ったけど能力を失ってるらしい
ファイブは腕切り落とされて伏線回収かとおもったけど腕は戻った
ルーサーも生き返った
スローンはこの世界線にいるんだろうか...
ディエゴの指も戻った
ディエゴとライラは新婚生活エンジョイできるかもしれんが、いささか心配ではある...
ベンはスパローの方のベンできちゃったみたい...?
一方でアリソンはそのままクレアと、しかもレイと再会していてこれはこれで不穏な...
そして、ハーグリーブス卿がなんらかを成し遂げた世界にきてしまった模様
あとポストクレジットがあって、1話の韓国の電車っぽいところでベンらしき人が不気味な笑みを浮かべるという...
これで急に思い出したけどシーズン3の1話ってシーズン1の1話のセルフオマージュだったんだなあ
アカデミーの面々で大きく変わったのがアリソンとヴァーニャで、アリソンは夫を失ったのに娘の元に帰れずで大乱心だったのと、ヴァーニャはヴィクターになった
アリソンてなんかシーズン2では人種問題の先頭に立ってがんばってたけど、シーズン3ではシーズン1を彷彿とさせるような乱心ぶりでなかなか
ヴィクターは自己実現できてよかったけど、ハーランに肩入れするあまり....というところはあった
ファイブはそうだとしても、アカデミーの他の面々も結構ハーランには冷たい感じだったのでなあ
ディエゴはドッキリで突然子育てするハメに、ルーサーは終末ロミオとジュリエットやる、クラウスは父と交流を深めるけど、結局ハーグリーブス卿を断薬させてしまい、えらいことに....
ポータル世界はなんでトンデモ日本テイストだったんだろうなあ?
ポータル世界の刺客たち、面がとれると集合体恐怖症には全身の毛が逆立つなかなかイヤなルックをしてたけど、そこを虫が這いまわるからもう最悪すぎた
ハーグリーブス卿曰く、一致団結させるためには結婚か葬式しかないとのことで、結婚がダメだったので葬式にするわってことでルーサーを殺したわけだけど、全く同じ発想で自殺して家族を集めて最初の世界の終わりに対抗しようとしたのかなあ
さすがにシーズン2でタイムトラベルするので、そこまで読み切っていたとはおもえないがどうなんだろう....?
でも最初の世界の終わりってヴァーニャ起因だったような気がするので、意図的に世界の終わりを呼び込んだのかなあ...?