アドテクスタジオのゼミ制度の紹介と活動報告 - blog.jgs.me
アドテクスタジオの紹介
最近スタジオのプロモーション用のページができました。
今日こちらのブログの方で書いた記事が公開されたので合わせてお読みいただけると幸いです！
概要はだいたい上記サイトに書いてあるのでかいつまんで書くと、弊部署は
アドテクノロジーという広い分野の中でも幅広くいろんなサービスを展開しているところです。アドテクノロジーと聞いてもかなり馴染みのないひとも結構多いかとおもいますが、調べていくととても面白い技術だと思ってきました。ネットサーフしてるときに広告が出てくるとニヤニヤしながらどこが出してるのか調べたりするのが趣味になります(職業病)。
用いられている技術も様々で、最新技術のキャッチアップもよくされている方なのではないかとおもいます。その一環として、弊部署ではゼミ制度というものがあります。
ゼミの紹介
今期は全部で6つのゼミが開講しています。僕はというと Contributing to Apache Spark というゼミに所属しています。エンジニアの希望で所属希望を出し、ゼミ長によって承認されると参加できるようになります。
弊ゼミでは
Apache Spark にコミットするのを目的にコードリーディング会やもくもく会を主に活動しています。Apache Spark はコンピュータクラスタリングのフレームワークで、主に Scala で書かれています。弊部署ではいま Scala に力を入れつつあるのと、アドテクノロジーでは大量のデータを処理することが多いくこういった大規模処理基盤を用いるのでコードを読んだり、より良くすることをやっていくべきだろうという判断で開講されているらしいです。
(コードリーディング会の様子)
僕は
Scala がそんなに書けないので、Apache Spark の JavaScript のバインディングを作ろうと目論んでいました。
Python のバインディングもあるし、JavaScript の Stream から Spark Stream で処理をパイプして書けたりしたら素敵やん！？とおもいまして…。最初は Python のバインディングを参考に作っていけばいいやー、と考えていたのですが Python バインディングの実装をよくよく追ってみると結構コアのところまで Python 用のコードが書かれていて厳しさを感じました…。
バインディングがコケたら
GraphX まわりを触りたいなー、と考えていたのでいまは GraphX まわりを読んだり試したりしています。
他のゼミとしては、開発プロセスの研究や、
KVS の研究、競合企業調査、アドテクノロジーでの知能情報処理の研究など多種多様なゼミが開講していてそれぞれのゼミで業務中の一定時間内(と外)で活動しています。
最近の自分の活動
10月から自部署の新卒で集まってアドテクノロジーの技術動向や、業務の学びや、技術のトピックスを発表して学びを深める目的で AdTechNewbie という勉強会を主催しています。明日17日に第4回を開催します。
先達て開催されたアドテクサミットのミーティング中に「継続的に勉強会を開催していくには」というようなテーマで話していたときに、
あたりを押さえていればあとはそれを続けていくだけだと聞いて、実践してみているところです。最初の何回かは課題が残ることもあったのですが、徐々にそれらを解消しながらぼちぼち続けているところです。この調子でオープンで軽い勉強会にしていけると良いなと考えています。
これまでの会では
データサイエンスの
ハンズオンがあったり、本の紹介や、プロダクトの新システムの裏側の発表があったりしました。自分たちが部署を突き上げていけるように今後も切磋琢磨しあっていきたいです。
おわりに
以上、簡単にでしたがアドテクスタジオと弊部署で取り組んでいるゼミ制度について紹介しました。
明日は norikra の話っぽいですね。引き続きCyberAgent エンジニア Advent Calendar 2014をお楽しみください〜〜！
