アイドル - diary.jgs.me
僕の人生は「
ももいろクローバー」という、今や破竹の勢いのおんなのこたちによって一変したといっても過言ではない。それまでの僕はあまり
アイドルという現象に興味がなかった。
小学校の頃、まわりのおんなのこたちが
モーニング娘。一色だったけれど興味が出なかった。ちょっと恥ずかしかったのかもしれない。「おんなのこが好き」っていう気持ちにまだ向きあえてなかったからかもしれない。ともかくも、それまでは全く無縁だった。
今からだともう4年ぐらい前になるのかな?当時、
Ustreamが勃興しつつあって、
タイムラインは次から次へとある種アングラなStreamが流れまくっていた。名前も知らない
DJの練習音や、
クラブが流す電波を
BGMにしていた。そこにたまたま流れてきたのが「
未来へススメ!」だった。ちょうど
怪盗少女が出るか出ないかぐらいの頃合いで、ネットをあさっても「
ラフスタイル」や「
MILKY WAY」ぐらいしかなくて、これはかなり衝撃だった。正直すげえ下手だとおもったけど、映像にはなんだか力があった。特に未来と怪盗の意味が分からないけどこみあがってくる感にすっかり感化されてしまった。
当時、オフィシャルでUstreamの放送をよくやっていたのでかじりつくように見ていた。家族とごはん食べてるときも「今!生だから!」って
家族も巻き込んでみていた。もともと
Perfumeが好きだったので、Perfumeのアイドル的側面を発見できたり、純アイドル然たる
東京女子流や、第三勢力のような
さくら学院などなどを知るきっかけにもなった。大権現
AKBにもちょっと興味は湧いたけれどそこまでじゃなかった。
今となっては、ももクロさんはいろいろあってもう僕はノーセンキューちょっと無理っすわ状態になってしまって悲しいけれど、持続的に
アイドルソングや
アイドル文化に興味を持っていた。ももクロさんほどの勢いではなかったけれど。
ここ数年の僕はそういったバックボーンの下生きている。とはいえ、世間的には下卑た者を見るような目で見られていることは自覚しているので普段はあまり公言しない。
インターネット上では奔放に発言しているけれど。それでもこう、話の成り行きとかでポロッとボロが出てしまうときがあって、しかもリテラシがあまり合わない場でそれが出てしまうと自分の精神衛生的にかなりやっかいだ。
僕自身が下卑た者を見るような目で見られる分には全く気にしないけれど、アイドルに対して好き勝手悪口を言う人間がいる。そもそも僕は公然と悪口を言う人間は嫌いだ。ましてや会話の相手が好きだと言っている対象に対して悪口を言うのはなおさらどうかと思う。さらに、自分が理解できない文化を憎悪するような対応をとるのは非常に幼稚で情けない。
まあだいたい察してもらえるとおもうが、今日そういう悲しいことがあってまた「生きてても大いに結構だけど、なるべく僕と関わらないように生きてほしいもしくは早めにくたばってくれると僕はちょっと嬉しい」リストに人間が加わった。
これまでの経験則だと、ある程度マイノリティな趣味を持っているひとってそういう互いの文化圏を尊重しあうようなリテラシを共有できているような気がする。ずっとマジョリティな文化圏で生きているような人間はそういったことが分からないのかなあ?でもそういう問題以前にちょっと考えれば分かるはずなのに、ずけずけとそういう物言いができるのってある意味すごい。死ね。
今日は他にもストレスフルなことばかりで大変疲れたので早めに寝る。
April 18th, 2013 1:49am