りぼんを応援している - diary.jgs.me

ここ数日は消耗している。映画 Hidden Figures (邦題: ドリーム)なんかは海の向こうの話だし、自分も黄色人種でどちらかというと有色人種寄りなので、まだマイノリティ側の気持ちでみれたけど、ここ数日は主語がデカい人が「オトコは〜」と攻撃的な言葉を並べているのに対して、貴方の主張は分かります、苦労されてきたんですね、でも私が何をしたというのですか?と反射的に感じてしまうが、次の瞬間には、そういう当人によって如何ともし難い差による別が横行している中で、非差別種として今日までやってきているわけだし、間接的にせよ迷惑をかけているのでは?ウチの先人が申し訳ないです、と卑屈になったりして苦しい。
そういう気持ちで帰宅したら、妻に薦められて、少女誌「りぼん」の最新号の新連載を読んだ。随分攻めた構成だけど、面白いしグイグイ読めてしまう。去年から今年にかけて映画では前述の Hidden Figures をはじめ、ワンダーウーマンや、スリービルボードなど現代的な女性像について語る作品が多かったが、いよいよその波が日本の少女誌にも到達して、かつ見事にジャパナイズされているように感じた。

クリエイティビティは現実を変えられると信じている。

August 4th, 2018 12:54am