やっぱり NATO 内の温度差が
ウクライナの敗北はとてつもない脅威なわけなので、難民の受け入れから武器供与まで背水の陣でやってる感
イギリスはある程度の旗振り役をやってる感じがするけど、
ドイツと
フランス(や
イタリア、
スペインあたりの南欧もか)の日和見感は相変わらずで、キメの場では一応それらしいことを言ってはいるようにはみえるけど、国民感情を察するに東欧諸国のソレに比べればだいぶウクライナの命運のウェイトは少ないだろう
さらに大西洋を挟んだ
アメリカはそもそも大陸のことは大陸でやってくれよ感をずーっと感じるわけだが、未だに国内の対立分断がそもそもくすぶっており、ウクライナの処遇すら対立のネタになっちゃうって、自国に置き換えて考えたらウクライナ国民からしたらやってらんねえよな...
もう
九州を
中国にとられてるんですけどーーー!
関門海峡でギリ抑えてますけどもー!!(
沖縄は
住民投票と呼称するナニカによってぶんどられている)みたいな時に「まあ渡した分でとりあえずがんばってくれよな!」「多少は妥協しなよ」的なことを言われたらプッツンしちゃうよ
一方
黒海を隔てて両国と関係のある
トルコは一時は危ぶまれた
エルドアンが結局再選して、ひとまず国内向けにファイティングポーズをとる必要がなくなったのか、いろいろ妥協してきて(結局
コーラン焼きおじさんは赦したの?)これがトルコのディプロマシーってやつですかーと
さて、ここまでグダグダで集まっている軍事同盟というのはそもそもどうなんだとどうしてもおもってしまう
ウクライナは NATO に加盟したいわけだけど、加盟したいというよりはそれしか義務的な安全保障のスキームがないってことなんだろうなあという気がする
IFシナリオを考えても仕方ないけど、アメリカはアメリカ軍単体で、欧州(西)は欧州の軍で〜ぐらいの規模感にしておいて、モメ事は
国連で解決しましょうじゃダメだったのかねえ
ローテ制とかで設計しとけよなあ...