いつか没落したあとに逆襲するために - diary.jgs.me

ここ最近、ガチで携帯端末向けのゲームを作るのにアセンブラがどうだこうだみたいな話をよく聞くようになった。いまの携帯端末って、昔のゲーム機みたいなもので、非力なマシンでいかに効率よくゲームつくるかみたいな話になったときにマサカリ担いでやってくるオッサンたちがいるんだそうだ。
似たようなことがニューラルネットでもあって、かなり長い期間下火で不遇の時代を送ってきたニューラルネットがここへきてディープラーニングという形で甦って逆襲を果たしたという話は実に痛快だった。
得てして自分も技術を扱う仕事をはじめたわけだけれど、そう遠からぬうちに沈没する日がやってくるとおもう。そのあときっちりと逆襲するためには、前者の話からは「小手先の技術だけではなく、最も核となる基礎的な知識を習得しておく」という教訓が言えるし、後者の話からは「自らの信じる手法を洗練させ続け、新たな技術を組み入れて良くし続けていく」という教訓がいえるとおもう。
未来のことは誰も分からないけれど、臨機応変を胸に変化の波に乗り続けていこう。

August 20th, 2014 9:53am