「スター・ウォーズ」コリン・トレヴォロウによるエピソード9の脚本がリーク、その内容とは? スター・ウォーズ特集


リーク動画によると、トレヴォロウとコノリーによるエピソード9の仮題は『Star Wars: Duel of the Fates』(副題は「運命の決闘」の意味)だった。プロットは『スカイウォーカーの夜明け』と大幅に異なり、ファースト・オーダーが銀河のほぼ全域を征服した時点からスタートする。惑星間のコミュニケ―ションは切断されており、レジスタンスはファースト・オーダーの妨害を突破し仲間を集めるべく、スター・デストロイヤーをハイジャックして(ハックス将軍に支配されている)コルサントに奇襲をしかける。

最高指導者カイロ・レンムスタファーにあるダース・ベイダーの城を探しており、ルーク・スカイウォーカーの霊に苛まれている。最終的にカイロ・レンは、パルパティーンによって残されたホロクロンを見つける。このホロクロンにはパルパティーンが死んだ際に再生されるメッセージが保存されていた。パルパティーンはダース・ベイダーに向けたメッセージで、自分の師匠であるTor Valum(これがダース・プレイガスと同一人物かは不明)を探し、ダークサイドの修行を終えるよう命じている。まさかベイダーが自分を殺すことになるとは予想していなかったようだが、レンは祖父の代わりにValumを探すことにする。

レイはパルパティーンの孫ではなく、「誰でもない」立場が維持されている。代わりにサプライズとして用意されていたのが、カイロ・レンがスノークの命令でレイの両親を殺したという事実だ。トレヴォロウ版のエピソード9では、レイとカイロ・レンがモーティス(フォースの流れが非常に強い聖域。『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に登場)で繰り広げるバトルがクライマックスとなっている。ベンを取り戻す最後の試みとしてルーク、オビ=ワン・ケノービヨーダの霊が現れるが、『スカイウォーカーの夜明け』とは違い、手遅れだった。