#hack4jp に行ってきました - blog.jgs.me

(ここに写真があった)
#hack4jp 正式名称は「 Hack For Japan: 復旧 復興支援データベースAPI ハッカソン 」へ参加してきました。
ユー、こんなハッカソンあるんだけど行かないー?はい!行きます!でお馴染みのスーパーライトフェザーステップを発揮しました。
午前中は、被災しながらも現地で活動を続けている方の話や、政府の方のお話があって大変興味深かったです。長かったけど。
その後、グループ決めをしていざハッカソン!っていう流れだったわけなんですが、実働時間が2時間ちょいぐらいしかなくて、綱渡りをダッシュで駆け抜けるかの如き勢いでコードを書いたりしました。
nodeでザクザクコードを書いて、herokuにdeployして、期限の迫っているものや、新規追加された情報をpush通知する手前まで行きました。手前まで。
その後は成果発表会だったのですが、時間が短かったせいもあって実際に手を動かしていたチームは少なかったですね。そういった意味で スライドソン プレゼンソン (の間違いでした)のチームはよかったです。鎌倉行きたいです。誰か連れてってください。もしくはオンラインで。
そんな感じで、僕にとっては前代未聞のスーパーハードモードなハッカソンだったのですが、今回のハッカソンは参加している方の層や幅が広くて、こういったハッカソンも楽しいな、と感じました。
あとは、こういった活動が実際に役に立つことが分かるとやりがいもあっていいとおもいます。それこそ、#hack4jp の影響のビジュアライズも必要なのでは?とおもいます。(たいへんそうだけど)
以下は身も蓋もない感想です。
#hack4jp に軽い気持ちで参加したもののいろいろ思うところはあって、そもそも恐らく一番大事だったであろう時期は僕自体もクソ大変な時期だったので、ほとんどコミットできていなくて(#kosenconf 支援はちょっとだけ手伝ったけど)それに対して変に焦ってるわけでもなかったのだけれど、やらないよりはやった方がいいだろうしなあ、といった感じでした。
でも、ここに大きな問題があって、「あれから1年ちょっとが経過した現在で必要なことってなんだろう?」それが全然わからない、そこでした。ソーシャルメディアとかから漏れ伝わってくる情報はあるけれど、それはどうやっても声の大きい人が目立ってるだけだろうし話半分というか、リアリティが足りないなあ、と感じていました。
そこに関しては、午前から昼過ぎのヒヤリングでなんとなく雰囲気は掴めました。それで、その問題を解決するための手段としてこのなんたらかんたらDB APIがあるんだろうな、って感じは分かるんですが議論すればするほどマジでこのDB、クソの山すぎてどーしようもないなーって感じました。(一応、補足しておくとたぶん作ってる人たちはここまででも十分がんばってるんだとおもうし、悪くないんだとおもう)
執拗に官僚を叩いてる人、いるけど、官僚ってきっと難しいなんちゃら試験とかパスしてるんだろうし頭いい人が集まってるんだけど、国を仕切るのってやっぱりデカくて難しいだけなんじゃねーの?って思ってる節があったのですが、それは違うな、と今回気付きました。「誰がどう考えても正しい」ことが全然通用しないとか病気でしょう。死ぬぞ。
マニュアルはpdfじゃなくてhtmlにしようよって呼びかけても1年経っても実装されないとかアホでしかないでしょ。そんなもん1日もかかんねーだろ。「遅い」ことは悪だ。
それで、そこら辺を変えていくにはおれたちがアクションを起こすしかないんだと強く思った。
中で闘っているひとがいることもわかったので、おれたちがせっせせっせと弾をこさえてやろう。ミサイルをこさえてやろう。おれたちにはインターネットがある。勝利できる。
全体を通してそう感じました。

June 3rd, 2012 8:02am